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リアルタイムで文字起こし&翻訳、しかも利用料ゼロ 異色のAIタブレットの実力

マイナビニュース / 2025年1月23日 11時0分

画像提供:マイナビニュース

記者の仕事で意外に時間を食われるのが、取材時に録音した音声データの文字起こし。ビジネスパーソンや学生にとっても、会議や講義の文字起こしは手間と時間のかかる作業といえるのでは? 面倒な文字起こしをアウトソーシングして無駄な時間と労力を省きたい…と考える人に響く異色のAIタブレット「iFlytek AI Note Air 2」がMakuakeに登場。お借りして発表会の取材に活用したところ、音声の録音から文字起こし、翻訳までをタブレットだけで完結でき、しかも月々の利用料なしで無料で使えるのが好ましいと感じました。

リアルタイムでの文字起こしや翻訳は便利!

今回登場したAI Note Air 2は、早くからボイスレコーダー搭載翻訳機などを手がけているiFlytekの最新モデル。8.2インチのタッチ式モノクロE-inkディスプレイを搭載したタブレットスタイルの製品で、一見するとKindle Paperwhiteなどの電子書籍端末のように見えますが、単にコンテンツを読むだけではない先進的な機能を搭載しています。

まず特徴的なのが、内蔵のボイスレコーダー機能で録音した音声データをもとに、リアルタイムで文字起こしをする機能。日本語や英語、中国語をはじめ、全14言語に対応しており、さまざまな言語の音声を素早くテキスト化してくれます。日本語と英語の講演で文字起こしを試してみましたが、どちらの言語でも文字起こしの精度はなかなか高く、実用的に使えると感じました。文字起こししたテキストをタップすれば、その部分の音声が再生されるので、不正確だった文字起こしも音声を聞きながら修正できます。

タブレットスタイルのAI Note Air 2ならではの機能が、音声の録音とともに専用スタイラスを用いた手書きメモも書き込めること。手書きメモも文字起こしと同様に、文字をタップすると文字を描いたタイミングの音声が再生されます。図形や計算式などを書き込みたい場合や、手書きでのメモに慣れ親しんでいる人は便利に感じるでしょう。

注目したいのが、リアルタイムでの翻訳機能も備えていること。事前に「英語→日本語」などと翻訳内容を指定しておけば、英語の講演もリアルタイムで日本語に翻訳してテキスト化します。こちらも7つの言語に対応。精度が高い文字起こしと比べて、翻訳の精度はもう一歩でしたが、外国語の講演などをリアルタイムで翻訳してくれると講演内容の理解が深まるので有用だと感じました。

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