1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ
  4. ライフ総合

花粉症の予防には「パーソナライズ腸活」!? "短鎖脂肪酸"が症状抑制のカギに

マイナビニュース / 2025年1月24日 13時3分

画像提供:マイナビニュース

カルビーは、花粉症の予防策として腸内環境を整える「腸活」に注目。2025年1月20日に「パーソナライズ腸活」の有効性や、最新の腸内環境研究で注目されている「短鎖脂肪酸」の健康効果について紹介した。
○◼︎花粉症と腸の関係

新年を迎え、そろそろ気になってくるのは花粉症ではないだろうか。花粉症はアレルギー疾患の一種で、本来、害のないものに過剰反応し攻撃してしまう免疫システムの暴走により、アレルギー反応が起こるといわれている。つまり、花粉症反応は本来、体に害のない花粉に対して過剰反応して攻撃をしてしまっている状態。

そんな花粉症の予防策には、腸内環境を整える「腸活」の効果が期待されているという。腸には、ウイルスや病原菌などの外敵から体を守るための免疫機能の半数以上が存在し、腸は体の中で最も大きな免疫器官。この仕組みを「腸管免疫」と呼ぶ。

腸管免疫の働きに影響を与えているのは、腸内に生息する腸内細菌で、それらの群集により腸内フローラが形成されている。腸内細菌のバランスが崩れてしまうと、腸管免疫が低下し全身の免疫力低下につながる一方で、「パーソナライズ腸活」によって腸管免疫が高まり、免疫システムの安定につながるそう。

また、「パーソナライズ腸活」によって腸内環境が整うことで、腸内細菌の代謝物質である「短鎖脂肪酸」をより効率的につくり出すことが期待できるといい、この「短鎖脂肪酸」が花粉症の症状を抑制することがわかっている。
○◼︎花粉症の症状を抑制する「短鎖脂肪酸」とは?

では、短鎖脂肪酸とはなんだろう?

短鎖脂肪酸は、大腸内の腸内細菌が、食物の中に含まれる腸内細菌の“エサ"となる成分を取り込んで分解し、代謝することでつくられる代表的な代謝物質。

アレルギーの原因となる「免疫グロブリンE(IgE)」を減少させたり、免疫細胞の過剰な反応を抑制する効果があることから、花粉症などのアレルギー抑制・予防の可能性が注目されている。
○◼︎「短鎖脂肪酸」をつくる腸内細菌と食材を紹介!

そこで、「短鎖脂肪酸」をつくる6つの腸内細菌と好む食材について紹介する。
○1.バクテロイデス

この細菌が好んで食べるイヌリンは、ごぼう・玉ねぎ・にんにく・キクイモ・チコリに含まれている。きんぴらごぼう、筑前煮など、これらの食材を使った料理を取り入れよう。
○2.プレボテラ

この細菌が好んで食べる大麦は、麦ごはん・全粒粉パン・グラノーラ・雑穀などに含まれている。主食を中心に、ちょっとした間食などで取り入れよう。
○3.フィーカリバクテリウム

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください