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iPhoneには無料で使えるフォントが隠れている、ってホント? - いまさら聞けないiPhoneのなぜ

マイナビニュース / 2025年1月24日 11時15分

画像提供:マイナビニュース

フォントとは、共通したデザインの文字がデジタル化された集合のこと。コンピュータ上の文字は無味乾燥なデジタル情報ですが、フォントが持つ線画データをもとに人間が判読可能な文字として描画されるのです。

かな・漢字で構成される日本語の場合、フォントは「◯◯明朝」や「△△ゴシック」といった名称で存在します。どのようなフォントが標準装備されるかはパソコン/基本ソフト(OS)次第ですが、iOSの場合は「ヒラギノ角ゴシック」が標準の日本語フォントとしてプリインストールされています。言い換えれば、メールやカレンダーなどのアプリで目にしている日本語フォントは、ヒラギノ角ゴシックです。

そしてiOS 18では、日本語フォントの選択肢が大きく拡がりました。日本語フォントのデザインとして一般的なゴシック体と明朝体以外にも、教科書体や丸ゴシック体も用意されています。ただし、ヒラギノ角ゴシック以外の日本語フォントはプリインストールされず、Appleのサーバから追加インストールしなければなりません。

追加インストール可能な日本語フォントは、「設定」→「一般」→「フォント」→「システムフォント」の順に画面を開くと表示されるフォントリストから選択できます。追加したいフォント名の右端にある「↓」ボタンをタップすれば、数十秒ほど経過するとシステムフォントとして利用可能になります。

追加した日本語フォントは、Pagesなどの書式設定可能なアプリで利用できます。すべてのアプリで利用できるわけではありませんが、費用はかからないため、「無料で使えるフォントが隠れている」という表現は的を射ているといえそうです。

海上忍 うなかみしのぶ IT/AVコラムニスト。UNIX系OSやスマートフォンに関する連載・著作多数。テクニカルな記事を手がける一方、エントリ層向けの柔らかいコラムも好み執筆する。マイナビニュースでは、「いまさら聞けないiPhoneのなぜ」のほか、前世紀から続く「(新)OS Xハッキング!」などを連載中。執筆以外では、オーディオ特化型Raspberry Pi向けLinuxディストリビューションの開発に情熱を注いでいる。2012年よりAV機器アワード「VGP」審査員。 この著者の記事一覧はこちら
(海上忍)

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