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Dellが製品シリーズの命名規則を大刷新。圧倒的にシンプルでわかりやすくなった新製品を見てきた

マイナビニュース / 2025年1月24日 15時55分

また、従来は呪文のように複雑だったモデル番号も変更され、「製品カテゴリ、製品階層、フォームファクター・スクリーンサイズ、販売開始年、CPUベンダー・その他の区別」となり、たとえばDell 13 Pro Premiumは「DA13250」となります。

変更スケジュールに関してはすでに前倒しでRugged製品が変わっていますが、基本的にはCES2025で発表後、新製品が順次新名称に変更。既存製品はリモデルなしという方針となっています。

企業ユーザーのAI PCへの期待が高まるなか、今回発表の製品に関してデルテクノロジーズ マーケティング統括本部 クライアント製品 ブランドマーケティングコンサルタントの白木智幸氏が説明しました。

2024年はインテルCore Ultraの発表でAI PC元年と言われましたが、当初はAI PCの認知に苦労したそうです。ところが今年後半急速に認知が進み、かつ過半数の方が業務効率化や自動化の推進にAI PCを活用したいとニーズが膨らんできたといいます。

パソコンメーカーは各社AI PCの普及を行っていますが、デルは法人向けノートブックAI PCシェアは2024Q3で世界No.1となっており、今回発表の製品もすべてCopilot+PCのAI PCとなります。

企業ユーザーのAI PCの期待が高まり、企業向けにCopilot+PCを発表

今回発表の製品は法人向けのDell Pro製品となり、Dell Pro 13/14 PremiumはIntel Core Ultra Series2(V)を搭載。大きな特徴として静かに冷やすために、ビジネスパソコンとしては珍しくデュアルファンを採用。これによって25%パフォーマンスを向上させ、1 Sone(1kHz 40dBの純音に相当する騒音レベル)未満のDell Proでは最も静かな製品となっています。

Premium製品らしくケースは90%リサイクルマグネシウム製シャーシを使用し、「いままで尖った製品でしか採用していなかった(白木氏)」ゼロラティスキートップも採用。

また、コラボレーションタッチパッドを搭載しており、ZoomやTeamsを使用時にタッチパッドの一部にアイコンが表示され、タップするだけでマイクやカメラのOn/Offが容易に行えるようになっています。この機能はLatitude 9330/9440 2-in-1で採用された機能なので、Premium製品らしいフィーチャーです。もちろんカメラも8MP IRと高品位なものを搭載。ネットワークはIntelのWifi7に加えて5Gにも対応します。

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