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Dellが製品シリーズの命名規則を大刷新。圧倒的にシンプルでわかりやすくなった新製品を見てきた

マイナビニュース / 2025年1月24日 15時55分

ディスプレイは16:10ですが、オプションとして14インチモデルにはtandem OLEDモデルもカスタマイズ可能。24%の電力効率向上と共にOLEDならではの1000000:1のコントラスト表現が可能です。

もう1つ注目の技術が、モジュラー型USB-Cコネクタ。従来からUSBコネクタには大きな力が加わることが多く、USBコネクタの外側を金属パーツで補強していた製品もありました。今回デルが投入したのは半田付けではなく、PCBとはピンで接触させる構造で、基板の上下に挟み込んでねじ止めする構造になっています。

これによって強度は従来のUSB-Cコネクタの4倍になっているだけでなく、万一USB-Cコネクタが破損してもネジを外して新しいUSB-Cモジュールに交換するだけでよく、メンテナンスの手間やコスト、そして環境配慮の点においても理想的なものです。

「デルの今後の製品に関しても全面的に採用するのか?」と質問したのですが、会社としての方針はまだ決まってなさそう。でも、これは大注目したいところです。

Dell Pro 14/16 Plusも発表されました。14インチモデルは2-in-1製品で、16インチは通常のノートパソコン。こちらもIntel Core Ultra Series2(V)プロセッサを搭載しますが、このモデルの場合メモリのアップグレードが行えません。

そのようなニーズに対応するため、後日Intel Core Ultra Series2(U)プロセッサモデルを提供予定と説明がありました。この場合はDDR5メモリを最大64GB搭載できるのでメモリ量が欲しいユーザー、メモリを後日アップグレードしたいユーザー向けになります。

サステナビリティに関しては50%リサイクルアルミを使用するほか、リサイクル(海洋)プラスチック、バイオベースプラスチックも使用。50%リサイクルコバルトを使用したバッテリも使用します。リモートワーク関係では5MP IRカメラを搭載するほか、WiFiは7(Vプロセッサ)、6E(Uプロセッサ)となり、4G/5Gにも対応と今回発表の製品はすべてモバイルネットワーク対応。

先日、KDDIがConnectIN(一定年数追加料金なしでモバイルネットワークが使い放題のサービス)を発表し[参考記事:https://news.mynavi.jp/article/20250121-3112017/]、すでにKDDIのネットワークを使用しているHPに加えdynabook、Lenovo、panasonic connect、vaio、ダイワボウ情報システムが賛同しているため、ConnectIN対応の質問が出ましたが「現在検討中」とのこと。

ということで、デルのパソコンブランド名称が大きく変わり、第一弾の製品としてDell Pro Plus/Premiumが発表されました。残るは個人・学生・SMB向けとなるDellブランド製品ですが、先の変更スケジュールを見ると3月頃からコンシューマー向けの製品が登場するようです。
(小林哲雄)



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