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血圧が測れるファーウェイ「WATCH D2」の精度は? 上腕式血圧計と9日間の計測結果を比較してみた

マイナビニュース / 2025年1月26日 8時0分

計測時間は筆者の場合は70秒前後でした。起床後、就寝前に、ベッドに座ってサクッと計測できますね。上腕式血圧計や、大きな手首式血圧計のように、装着する手間を省けるのは大きなメリットです。なお、前述の24時間に渡って血圧を測定する「自動血圧モニタリング機能」使用時は、正しい姿勢をとる必要はありません。

長時間装着していても肌が荒れにくいTPU樹脂のベルトが◎

個人的にスマートウォッチで重要視しているのが装着感。前モデルの「HUAWEI WATCH D」を着用した際、ベルトの裏面が布製カバーになっていたため、かゆみを感じたんですよね。その点、WATCH D2はベルトの裏面にTPU樹脂が採用されているので、長時間装着していても肌に違和感はなかったです。

ただTPU樹脂はかなり薄いようなので、耐久性という点ではちょっと心配。WATCH D2の資料にはカフ一体型ベルトの単体価格は記載されていません。できるだけ安価に交換できることを期待したいところです。

1.82インチの大画面、スマートウォッチとしても使いやすい

スマートウォッチとしての基本機能は実用上十分。1.82インチの有機ELディスプレイは直射日光下でも見やすく、解像度は480×408ドットが確保されているのでメールの本文もある程度確認可能です。

インターフェースはファーウェイのほかのスマートウォッチを踏襲。左右スワイプで「スマートアシスト」、「文字盤」、「血圧」、「心拍数」、「活動記録」、「カレンダー」、「ワークアウト」、「月相」などのカスタムカードを切り替え、下スワイプでショートカットメニュー、上スワイプで通知、上ボタンを押すとアプリランチャー、下ボタンを押すと血圧測定が起動します。画面が大きいのでタップ操作もしやすいですね。

今回はiPhoneで試用しましたが、iOS、Android両対応というのも嬉しいところ。OS変更を伴う機種変更時にも、WATCH D2は引き続き利用できるわけです。

普段は手軽なWATCH D2、数値に変化があったら上腕式血圧計で計測……が理想の使い方

今回、WATCH D2と上腕式血圧計で計測結果を比較してみましたが、数値が多少異なるのは当たり前です。病院で計測したとしても毎回同じ数字が出るわけではないのは、皆さんご存じのとおりです。

そういう意味では、今回の9日間の試用期間中、上腕式血圧計との比較で一定の精度を確認できました。また、個人的にはベルトの裏面が布からTPU樹脂に変わり、装着感が大きく向上したのが見逃せないポイントです。

日常的にこまめに計測し、血圧の変化を観察することが目的のデバイスとしては、十分実用的。普段はWATCH D2で起床後、就寝前に計測し、数値に大きな変化があったときに、上腕式血圧計で計測する……というような使い方が、個人的には合いそうです。

なお今回のレビューはあくまでも筆者が短期間試用した結果をもとにお届けしています。すでに高血圧をはじめとする、なんらかの病にかかっている方は、WATCH D2を購入したとしても、合わせて専門医に必ず相談するようにしてください

ジャイアン鈴木 PC、スマホ、VR、ドローン系を中心に手がけている物欲系ライター。「自分のモノにしてじっくり使わないと、製品の本当のよさはわからないよね!」と自分を騙して散財し続けています。銀行口座の残高的な負のスパイラルから、誰か助けてください。 この著者の記事一覧はこちら
(ジャイアン鈴木)



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