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蒔田彩珠、『御上先生』にかける強い思い「大きく羽ばたければいいなと」 学園モノのやりがいも実感

マイナビニュース / 2025年1月26日 16時0分

また蒔田演じる富永と幼なじみである神崎を演じた奥平とはプライベートでも親交があるという。蒔田は「念願だったんです」と共演を喜ぶと「奥平くんもオーディションを受けていたと聞いていたので、一緒にお芝居が出来たらいいなと思っていました。劇中では富永が一方的に神崎に話しかけるシーンが多いのですが、すごく楽しいです」と共演を楽しんでいるようだった。

撮影に入る前、本作の飯田和孝プロデューサーが手掛けた『VIVANT』を観たという蒔田。「他のドラマと違ってすごくメッセージを強く感じたのですが、『御上先生』も企画書を拝見したとき、世の中に対してこういうことを伝えたいんだろうなという力強い思いが伝わってきました」と気を引き締めてクランクインしたという。「現場はすごく厳しいのかなと思ったら、監督もプロデューサーさんもキャストの方々もすごく明るくて柔らかい方たちばかり。みんな励まし合いながら作品作りをしています」と現場の雰囲気を報告。

現在22歳の蒔田だが「まだ全然制服姿はいけると思います」と笑う。生徒たちの制服の着こなしも注目だというと「富永は優等生の役なので、あまりギャルっぽくなく、制服もスカートを短くしたり、袖をまくったり着崩していないんです。でも29人それぞれの個性に合わせた制服の着方も考えられているので、影山優佳ちゃんや矢吹奈子ちゃんの制服姿はすごくかわいいです」と語った。

そして、「一つの学校の一つのクラスという小さい単位の物語なのですが、そこでみんなが解決しようと動くことで、日本が変わっていくかもしれないという希望のある物語です」と見どころを語った蒔田は「富永という女の子は、何でも首を突っ込む子で、動き出そうと思っている生徒と、動かそうとする先生の架け橋になるような役です」と自身の役柄もアピールしてくれた。

■蒔田彩珠
2002年8月7日生まれ、神奈川県出身。2020年公開『朝が来る』で、第44回日本アカデミー賞新人俳優賞ほか数々の賞を受賞。主な出演作は映画『万引き家族』『志乃ちゃんは自分の名前が言えない』(18)、『Pure Japanese』(22)、『ハピネス』(24)、NHK連続テレビ小説『おかえりモネ』(21)、ドラマ『妻、小学生になる。』(22)、『わたしの一番最悪なともだち』(23)、WOWOW『誰かがこの町で』(24)、Netflix『忍びの家 House of Ninjas』(24)など。
(磯部正和)



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