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「新社会人」もこれで安心! 確定申告・税金・社会保険の基本講座

マイナビニュース / 2025年2月5日 19時42分

画像提供:マイナビニュース

新社会人になると、給与明細を見て「思ったより手取りが少ない」と感じることがあるかもしれません。これは、税金や社会保険料が差し引かれているためです。税金は教育や医療、インフラ整備などに使われ、社会保険は病気や老後の生活を支える大切な制度です。社会人として知っておくべき税金と社会保険の仕組みを学び、賢く活用しましょう。
税金の配分と、何が年収から常に引かれる?

給与から差し引かれる主な税金は、所得税と住民税です。
所得税:国に納める税金で、収入に応じて段階的に税率が高くなる。
住民税:地方自治体に納める税金で、地域の公共サービスに活用される。

また、社会保険料として以下が控除されます。
健康保険料:医療費の補助や病気時のサポートに充てられます。
厚生年金保険料:老後の年金や障害時の給付に充てられる。
雇用保険料:失業時の生活支援や再就職のための助成に使われる。

給与明細を確認し、それぞれの役割を理解することが大切です。
社会保険によって受けられるベネフィット

健康保険は、病気やケガといった予期しない医療費の支出を軽減するための重要な制度です。社会人になると、会社を通じて「健康保険」に加入することが一般的です。この保険により、以下のような恩恵を受けることができます。

・医療費の自己負担が軽減される
健康保険に加入している場合、病院や診療所で診察や治療を受ける際の医療費の自己負担額は、通常3割に抑えられます。たとえば、治療費が1万円かかった場合でも、自己負担額は3,000円となり、残りは健康保険から補助されます。この負担軽減により、病気やケガの際でも経済的な心配が少なくなります。

・高額療養費制度
治療費が高額になった場合でも、健康保険には「高額療養費制度」があります。この制度では、1か月の医療費が一定額を超えた場合に、その超過分を後から還付してもらえます。この「一定額」は所得に応じて異なりますが、大きな病気や手術、長期入院などの際に非常に役立つ制度です。たとえば、手術費が50万円かかった場合でも、実際の負担額は大幅に軽減される可能性があります。
また、公的年金は、老後の生活を支える重要な収入源です。以下のような種類があります。
•老齢年金:一定の年齢になったときに受け取る年金。
•障害年金:病気やケガで働けなくなった場合の生活支援。
•遺族年金:家計を支える人が亡くなった場合、その家族に支給される年金。

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