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『日本一の最低男』は“美しい奇跡”が積み重なる物語…今後のキーポイントになる第4話

マイナビニュース / 2025年1月30日 6時0分

画像提供:マイナビニュース

香取慎吾主演のドラマ『日本一の最低男 ※私の家族はニセモノだった』(フジテレビ系、毎週木曜22:00~ ※FODで見逃し配信)の第4話が、きょう30日に放送される。

今作は、ある不祥事で退社に追い込まれてしまった元報道番組のプロデューサー・一平(香取)が、再起を図るため政治家を目指し、その戦略として亡くなった妹の夫と子どもたちと同居し、ニセモノの家族=“ホームドラマ”を演じることを決意する…という物語。

画策通りの“ホームドラマ”によって政治家への道は着実に整いつつあり、また自分の意に反して子どもたちへの愛情も芽生えつつある主人公だが、やはり今回も“最低”な思惑の元、次なる計画を企てる――。

○動機が不純でも毎回ハッピーエンドに

今作は“奇跡”の物語だ。主人公・一平(香取慎吾)は、ある不祥事によって地に落ち、そこから這い上がってみせるアイテムとして政治家を目指し、妹の死をきっかけにこれまで一切関わることのなかった妹家族を引き取り、自らのイメージアップに利用するという“最低男”である。

従って、これまで子どもたちと親交を深めてきた理由も、第2話での同性カップルを応援するアクションも、全ては政治家になるためという“ゴール設定”が不純極まりないものである。しかし、それがどんなに不純であったとしても、毎回見事なハッピーエンドに収まってしまう…そんな“奇跡”のドラマなのだ。

そしてそのハッピーエンドは、結果がただただハッピーにつながっているだけの“運任せ”ではない。

・アイテムとしての政治家であるにもかかわらず、一平には政治家の資質が実は備わっていた
・それを一平自身が全く気付いていない
・本人は気付いていないのに関わった全ての人たちを幸せにしていく=ハッピーエンドになる

……こうして一平や視聴者さえも知らない間に、幸せのピースが埋まっていく。そんな“奇跡”が積み重なる美しさも備えたドラマなのだ。

そんな“美しい奇跡”は前回のラストが顕著だった。区長(堺正章)へ取り入るために始めた不登校支援だったが、その過程で区長が支持していた提案は有効でないと気づき却下してしまう。だが、“画策”だったはずが政治家としての“知見”に自然にスイッチしたことこそが、本当の政治家としての資質(に本人は気付いていない)…という見事な展開が生まれたのだ。

○涙が止まらない終盤の展開

今回の第4話は、第3話のそれ以上に“美しい奇跡”の物語が紡がれる。

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