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プレゼン中に声が出なくなる、静かなオフィスで電話を周囲に聞かれたくない……極度のあがり症だった心理カウンセラーによる「緊張克服本」が登場

マイナビニュース / 2025年1月31日 15時55分

画像提供:マイナビニュース

小学館クリエイティブは1月28日、あがり症のプロカウンセラーである佐藤健陽氏・加藤隆行氏による「緊張やわらぎメソッド『失敗したらどうしよう…』が『まぁなんとかなる!』に変わる80の方法」(1,694円)を発売した。

本書では、自己紹介やプレゼン、オフィスでの電話など、緊張がともなうさまざまなシーンに対して、その緊張をやわらげるための考え方と解決法(メソッド)を紹介している。
○シーン1

プレゼン中に喉が詰まり、声が出なくなることがある。本書によると、このような状況では、喉の詰まりの改善に取り組むのではなく、求められている自分の役割や目的に集中することが大切だという。話すべき内容やプレゼンの流れに集中することで、自然と緊張が和らぐとされている。意識のベクトルを、自分の状態ではなく、この先の状況に向けると緊張は自然とゆるんでいくという。

また、本書では「やわらぎメソッド」として、会話のスローダウンを意識することが推奨されている。たとえば、「ゆっくり話す」と何度か唱え、自分に浸透させてから話す方法や、いつでも思い出せるようにパソコンなどに「ゆっくり話す」とメモを貼る方法が紹介されている。さらに、緊張で話が止まってしまったときには、「待たせてもいい」と考えることで、緊張をゆるめることができる。

○シーン2

自己紹介の番になったとき、ホラー映画のようなショックが迫ってくる気がする……。このような場面で必要なのは、安全の確保とエネルギー消費。本来、交感神経が活性化されると、危険時に対応するためのエネルギーは骨格筋に供給される。緊張は止めると苦しくなり、発散すると解放されるため、ジタバタさせた方がラクになるという。

やわらぎメソッドでは「全身拡散法」が紹介されている。まず、心臓やみぞおち、お腹など、緊張を強く感じる部位を特定する。次に、その部位の緊張を意識して、全身へと広げていくイメージを持つ。同時にゆっくりと呼吸をしながら、その感覚を呼吸へ溶かしていくことで、緊張をゆるめることができる。

○シーン3

静かなオフィスで電話を取るとき、自分の声を周囲に聞かれたくない……。そんなときは、他者の目を想像で遮断するという方法がある。「シャドーロール」という競走馬につける装具があるが、これは、馬の視界を制限して前方に意識を集中させるもの。その視界の制御として、メガホンの逆の形が視界を覆うイメージをし、目先に集中し、相手の話に耳を傾けることができる。

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