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423台が幕張に集結! 「ジャパンキャンピングカーショー2025」に行ってみた

マイナビニュース / 2025年1月31日 18時53分

画像提供:マイナビニュース

アジア最大級の規模となる「ジャパンキャンピングカーショー2025」が幕張メッセで開催されている。2025年は1月31日から2月3日までの4日間行われ、キャンピングカーメーカーや販売店、キャンプ用品店など計183社が集結する。今回は初日の模様をレポートする。

幅広い世代がキャンピングカーに熱視線

イベントを主宰する日本RV協会の年次報告書2023によると、国内のキャンピングカー保有台数は2023年の時点で15万5,000台。台数は右肩上がりで増えているという。実際、会場には多くの人が来場しており、2024年は4日間で約4万6,000人が訪れたとのことだ。

キャンピングカー自体のメインターゲットは50代から60代だが、イベントには20代から40代の若年層も多く来場している。最近は「キャンプ」とは別に「車中泊」がトレンドになっている流れもあり、日本RV協会の関口麻梨氏(事務局シニアマネージャー)は「車中泊仕様の車よりもグレードの高い車、という観点でキャンピングカーに注目してくださっています」と語る。

「コロナ禍でキャンプブームが来ましたが、キャンプは道具一式をそろえなければ始められないですし、夏は猛暑でキャンプ自体が危険なこともあり、冷暖房を備えているキャンピングカーが今盛り上がっています」(関口氏)
大きくて高額なキャンピングカーの魅力は「個室をもって動けること」

今回出展しているキャンピングカーは約423台。その中で最大かつ最高値の車がデルタリンク社の「ADRIA SONIC SUPREME 700 SL」だ。価格は2,500万円。実物を見てきたが、確かに大きい。

「大きくて高価な車は、詰め込んでぎゅうぎゅうになって寝る、というよりは、“自分たちが個室をもっていく”といった感覚で求められる傾向があります。そのため、過ごしやすい空間を広く取りたいという希望から、リビングになる空間や快適さを向上するオプションを装備するので、大きいほど高額になっていくんです」

「ADRIA SONIC SUPREME 700 SL」の担当者に話を聞いたが、内装はトイレとシャワーが別々で備わっていたり、小型のキャンピングカーにはないようなセントラルヒーティング機能を備えていたりとこだわりが詰まっている。実際に購入する客からは、「一通りキャンピングカーを乗りこなしたら、行く先々で狭くて不便に思うことがあった」との理由から、さらに大きいこのモデルを選んだという声があったそうだ。
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