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緊急性のない通報は控えてほしい…『119エマージェンシーコール』にPが込めた願い

マイナビニュース / 2025年2月3日 17時0分

画像提供:マイナビニュース

フジテレビ系ドラマ『119エマージェンシーコール』(毎週月曜21:00~)の第3話が、きょう3日に放送。渡辺恒也プロデューサーが、今作に込めた思いや見どころを語った。

119番通報に応答し、適切に救急車、消防車の出動を指令するのが指令管制員たちの活躍やその難しさ、葛藤などを描く同ドラマ。

前回の第2話では、兼下睦夫(瀬戸康史)が過去に消防隊員として経験したある事故について明かされ、雪(清野菜名)を中心に、司令課3係のメンバーとのやり取りや、兼下の息子・光(高木波瑠)との親子の絆が描かれて話題に。今夜の第3話では、司令課3係のメンバーが急増する外国人通報に対応する。

そんな第3話について、渡辺プロデューサーは「とてもかっこいいシーンに仕上がっている」と話した。

コメント全文は以下の通り。

――『119エマージェンシーコール』を企画した経緯を教えてください。

「ニュース番組やドキュメンタリー番組で、消防局の司令センターの様子を何度か目にしておりまして、彼らが電話を切ったあとにその電話の向こうがどうなっているのかがとても気になり、どういう風に気持ちを切り替えて、1日に何件も来る通報に対応しているんだろうと興味を持ちました。指令管制員は、通報者にとっては一生に一度の出来事かもしれない119番の瞬間を、次から次に対応していかなくてはならない仕事です。だからこそ、指令管制員それぞれの違った思いを深堀りすることで描けるドラマがあるのではないか。指令管制員側にも通報者側にもそれぞれの物語が無限に存在するので、連続ドラマの題材としてふさわしいのではと思って取材を始めたのがきっかけです。実際に取材をしてみて、人命を左右するからこその厳しさや難しさを知り、これをドラマを通して皆さんに伝えていくことは、社会的にも意義のあることではないかと思い、企画しました」

――指令管制員に焦点を当てたドラマはなかなか少ないですが、ドラマを通して伝えたいことは?

「指令管制員にとどまらず、消防士という仕事に関して皆さんに見ていただきたいという気持ちです。もちろん、どんな仕事でも人と向き合ってその人に合った対応をしなければならない大変さがあると思います。指令管制員は日頃表に出てくる人たちではないからこそ、声だけで人の命を救っていかなければならない大変さ、そこで必死に働いている方々のたくましさ、強さを伝えていけたらと思っています。119番通報は、できればかける機会は少ない方がいいじゃないですか。直接的に感謝の言葉をもらうことの少ない、普段は日の目を浴びることも多くない仕事だからこそ、彼らがいないと助からない命があるということを知ってもらいたいです。また、ドラマの中では“ジャンクコール”という造語で呼んでいる、いたずらは論外ですが、できるだけ間違い電話や問い合わせなど緊急性のない通報は控えてほしいと願っていますので、そこもより多くの方に伝えていけると良いなと思っています。この仕事に限らずですが、自分や周りの人たちの仕事のおかげで世界が回っているんだな、ということを感じてもらえたらと思います」

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