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わざわざ日本向けに製品名を変更、ASUSが日本向けに訴求する新ノートPC「ZenBook SORA」を見てきた

マイナビニュース / 2025年2月5日 17時55分

あえて日本市場向けに名称を変更したのは同社の日本市場への意気込みであると同時に、「SORAという名称は日本の「空」が由来。空のような持ち心地を実現する軽量設計を実現した。日本語には空を表す言葉が数多くあり、十人十色、多くのユーザーに身近なデバイスとして親しみを持って使ってもらいたい」とのこと。

製品仕様については「最軽量モデルでも48Whのバッテリーを搭載し、約899gと軽さを実現した。カラーも通勤通学時のファッションに合わせやすいようニュートラルなカラーを採用し、手触りや堅牢性にもこだわったハイテクセラミック素材の「セラルミナ」を採用した。」とし、これまで語られた製品設計やネーミングに沿うよう、実仕様でも多くの挑戦的な試みを行っていることをアピールしていました。

○AI PCの普及にはWindowsに加えてQualcommも意欲的

また、今回の発表会にはゲストとして日本マイクロソフトの小澤 拓史氏、クアルコムの泉 宏志氏も登壇し、両社のAI PCへの取り組みについても語られました。

小澤氏からはZenBook SORAを始めとするCopilot+PCで利用できるAI機能のデモンストレーションに加え「2024年はCopilot+PCの発売年、いわばCopilot+PC元年とすれば、2025年は躍進の年になると考えている。2025年10月にはWindows 10のサポート終了もあり、ここで多くのお客様にCopilot+ PCのような新しいデバイスを使ってもらえるよう準備を進めている。Windowsで利用できるAI機能も順次追加を予定している。」と、これからAI PCが飛躍的にユーザーに浸透していく展望について語られました。

泉氏は「Copilot+PCの登場時、要件を満たせるチップセットを提供できたのはQualcommのSnapdragonだけ。バッテリー持ちはもちろんのこと、バッテリー駆動時でもパフォーマンス低下が起きづらいなど、長年スマートフォンで培ってきた技術がCopilot+CPでも活き、ユーザー体験を向上させていると自負している。Windows on ARMの互換性もマイクロソフトやソフトウェアベンダーと協力して改善しつつあり、さらにハードウェアベンダーとも協力して今後ドライバー提供が始まる予定がある」と、Copilot+PCの心臓たるCPUの提供メーカーとしての強みがアピールされました。

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