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KDDI、松田浩路常務が4月1日付けで社長就任 - 髙橋誠現社長は会長に

マイナビニュース / 2025年2月5日 19時2分

髙橋氏は松田氏を後継社長に指名した理由としてグローバルパートナーとの関係構築を評価したと話したが、松田氏自身が印象深い交渉として挙げたのはスマホ以前のiPhone 4S/iPhone 5の導入時のことだという。

後継選定のプロセスは2024年の早い段階からはじまっており、髙橋氏は複数の候補者を挙げて社外取締役などを含めた調整を行っていた。そして11月ごろに「指名諮問委員会の承認が得られれば」という条件付きで松田氏に伝達したという。松田氏はそのときのことについて「固まってしまったというか、リアクションがとれなかった」と語っており、驚きが大きかったようだ。

「KDDIをどういう会社にしていきたいと考えているか」と問われた松田氏は、「“つなぐチカラ”には引き続き力を入れていきたい。“つなぐチカラ”を進化させて、誰もが想いを実現できるようにする」とそのビジョンを語っている。

髙橋氏は社長を務めた7年間を振り返り、「あっというまだった。いちばん印象に残るのは長時間の通信障害。皆さんには迷惑をおかけして申しわけなかったのですが、そこから技術陣と一緒になって、ネットワークとして一番になりたいと思った。去年やっとOpenSignalで1位になれて、僕としてもうれしかった」と話していた。

なお髙橋氏は会長就任後の活動について、「来年度は現在の中期経営計画の最終年なので、それをサポートしていきたい。それからNTT法のほうもだいぶ落ち着いてきたけれども、政官財界の活動も自分のほうで対応していくというのと、スタートアップの育成には関与していきたいと思っています」と言い、外向け/内向けともにサポートしていく姿勢だ。

4月の社長就任に合わせてあらためて松田新社長がその考えや事業方針を語る場が設けられるという。
(大塚洋介)



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