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地方の生活コストは本当に安いのか? - FPが地方に移り住んで感じたこと 第158回 移住は、DIYができる賃貸住宅からスタート!

マイナビニュース / 2025年2月12日 11時0分

画像提供:マイナビニュース

「都心では物価が高いので、生活していくのが大変だ」または「地方は物価が安いので、生活費が都心に比べてあまりかからない」と世間で言われていることは、本当なのでしょうか。

お金の扱い方について、都心部と地方部では、違いがないのでしょうか。連載コラム「地方の生活コストは本当に安いのか?」では、ファイナンシャル・プランナーの高鷲佐織が、実際に東京と地方、両方の生活を経験して感じたことを交えながら、お金に関する情報などをお伝えいたします。

「移住先の住まい」というと、どのようなイメージをお持ちでしょうか。

「都心部から地方へ移住する際の住まいは、老朽化した古い家屋と土地を購入して、自分の生活に合わせてリフォームして住む」というイメージをお持ちの方も多いのではないでしょうか。移住先で住宅を購入して暮らしている方もいらっしゃいますが、移住先が自分の暮らしに本当に適しているのかは、実際に数年住んでみないとわかりません。また、移住した後に、違う地域で暮らしたいと思った場合、移住先で購入した住宅を処分(売却等)するのは、手間も費用もかかります。

そこで、地方住宅供給公社が賃貸している「DIYが可能な賃貸住宅」で自分らしい住まいを自分で作って、移住先で暮らしてみるのはいかがでしょうか。

今回は、一部ですが、DIYが可能な公社賃貸住宅(地方住宅供給公社が建設し、賃貸している住宅)をみてみましょう。
○<DIYができる箇所>

・天井の補強
つっぱりアジャスター金具(壁に穴をあけずに天井へ突っ張って固定することができる金具)やアコーディオンカーテンなどの取付けによって、ライフスタイルに合わせた間取りに変更できる。

・壁
クロスの張替え、塗装、棚の取付けなどをして、自分好みにアレンジすることができる。
例:壁にDIYで作ったカップボードシェルフ(棚板があり扉のないオープンタイプの収納棚)を設置した。
例:天井の補強部分を利用して、部屋につっぱりアジャスター金具を使い、パーテーションを作った。
○<DIYができる主な箇所>

・壁や柱などの木の部分にくぎ、ビスを打つことができる。
・クッションフロアを貼り替えることができる。
・壁紙の貼り換えができる。
・壁の色を塗り替えることができる。
・扉やふすまの取っ手を取り換えることができる。
・ふすまや扉に、ふすま紙や壁紙、リメイクシートを貼ったり、塗装したりすることができる。
・キッチンの扉などにリメイクシールを貼ることができる。
・カーテンレールを取り換えることができる 。
・押入れにビス止めをしてハンガーパイプを設置することができる。
・スイッチプレート・コンセントカバーを取り換えることができる。

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