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花粉症の鼻水は何色? 鼻水の色・状態別に考えられる病気の例を解説

マイナビニュース / 2025年2月10日 10時8分

画像提供:マイナビニュース

王子製紙は2月6日、「花粉症の鼻水は何色? 鼻水の状態別に考えられる病気の例」を公開した。
○鼻水の色は病気によって変わる?

鼻水には、体内へのウイルスや細菌の侵入を防ぎ、体外へ排出するという大切な役割がある。健康な人の鼻水は、無色透明でサラサラとしているが、病気になったときなどは色がついたり、粘度が高くなったりすることもある。まずは、色や粘度といった鼻水の症状ごとに、考える病気の例について解説する。

なお、本表は、病気を診断するためのものではない。症状の現れ方には個人差があるため、⿐⽔の⾊・状態に関わらず、体調等に異常を感じた際は専門家の受診を。
○透明:思わぬ病気が隠れていることも

健康な人の鼻水は、透明でサラサラしているものだという。だが、透明な鼻水が垂れ落ちるほど大量に出る場合は、風邪の初期症状や花粉症などのアレルギー性鼻炎である可能性が考えられるとのこと。こうした鼻の症状は、異物を体外に排出しようとする体の防衛反応によって起こるという。また、寒暖差(温度差)が大きいときや、温かいものを食べたときに発生する血管運動性鼻炎のほか、加齢によって鼻の湿度調節機能が低下して起こる加齢性鼻炎などでも、透明な鼻水が出ることがあるという。一方で、ごくまれではあるが、頭を強くぶつけた後などに鼻性髄液漏という疾患が発生し、脳脊髄液が鼻から漏れ出す可能性もある。そのため、頭をぶつけた後に異常を感じた場合は、「透明な鼻水だから問題ない」と自己判断せず、専門医を受診することが推奨されている。
○白色:体の免疫機能が病原体と戦った証

粘り気のある白色の鼻水は、風邪や副鼻腔炎が原因の可能性がある。風邪の引き始めの鼻水は透明でサラサラしているが、体の免疫機能が病原体と戦い、白血球の死骸などが鼻水とともに排出されるようになると、粘り気のある白色の鼻水に変化する。また、副鼻腔炎はウイルスや細菌などによって鼻の周囲にある空洞(副鼻腔)の粘膜が炎症を起こす病態であり、その際も白血球の死骸が鼻水に含まれることで、粘り気のある白色の鼻水となることがある。
○黄色:風邪の悪化時や細菌感染時など

黄色くネバネバした鼻水は、風邪の悪化や副鼻腔炎、細菌感染などが原因の可能性がある。風邪が悪化した場合や、副鼻腔炎・細菌感染時の鼻水には、白血球や免疫細胞の死骸のほか、死んだ病原体などが含まれることで黄色くなったり、独特のにおいがしたりすることがあるとのこと。
○緑色:慢性副鼻腔炎によって起こりやすい

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