Uber Japanと電脳交通が提携 - タクシー利用者の利便性が大幅に向上
マイナビニュース / 2025年2月7日 10時36分
Uber Japanと電脳交通は2月6日、戦略的パートナーシップの締結を発表した。Uberが提供するタクシー配車アプリ「Uber」と電脳交通が提供するクラウド型タクシー配車システム「DS」を連携させることで、一般利用者の利便性の向上、タクシー事業者の収益性の向上のみならず、地方交通の維持、そして地域経済の発展にも貢献していくとしている。
○提携で何が変わる?
電脳交通は徳島県のタクシー事業者。同社が提供するクラウド型配車システム「DS」は、これまで全国47都道府県・約600社のタクシー事業者に導入され、いま約2万台のタクシー車両で稼働している。電脳交通の近藤洋祐氏はDSについて「お客さんが効率的にタクシーを手配できる状況をつくりたい、またタクシー業界で働く人の業務負担も減らしたい、そんな思いで構築したシステムです」と紹介する。
一方で、Uberは言わずと知れた世界最大のモビリティプラットフォーム。現在、世界70か国以上・10,000都市以上で配車サービスを展開している。日本国内においては、タクシー、プレミアム(ハイヤー)、日本版・公共ライドシェアなどを展開中。Uber Japanの山中志郎氏は「いま19都道府県においてUber Taxiをご利用いただいています。主要都市だけでなく、地方都市、観光地でも利用できる状況となりました」とアピールする。同社では、2027年までに対応エリアを全国47都道府県まで広げたい考え。そこで今回の電脳交通との戦略的パートナーシップに大きな期待を寄せる。
Uber利用者は、これまで通りUberアプリを通じてUber提携のタクシー会社に配車を依頼できるほか、新たに電脳交通のDSを利用しているタクシー会社も利用できるようになる。またDSを利用中のタクシー会社にとっても、これまでリーチできていなかったUber利用者に乗車してもらえるメリットがある。山中氏は「Uberと電脳交通の両社間で、システム開発も完了しました。今後、タクシーの乗務員さんはDS端末のみで、従来の配車依頼+Uberアプリを介した配車依頼、の両方に対応できます」と説明する。
すでに、愛知県名古屋市内で第四フジタクシーと第五フジタクシーを運営するFTGホールディングスにおいてトライアルを実施済み。その反応について、近藤氏は「現場ではスムーズに運用してもらえました。配車スタッフ、ドライバーさんからは『すぐに使いこなせた』という声をいただいたほか、事業者としての収益拡大についても『驚くほどの効果が得られた』と報告してもらえました」と笑顔を見せる。
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