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カンロ、Sweetな瞬間を創造する「Kanro Vision 2.0」を推進‐グローバル進出にも意欲

マイナビニュース / 2025年2月7日 18時47分

これらの課題を踏まえて、同社では「Kanro Vision 2.0」として、「Sweetな瞬間を創り続けることで人々の社会に笑顔を。」というビジョンを掲げている。

さらにこのビジョンの実現に向けた4つのバリューとして「Sweetな瞬間を創造する」「事業基盤を変革する」「未来へ紡ぐ」「創発的な組織の更なる進化」を設定することで、常に生活者に寄り添いニーズに応える柔軟性とゆるぎないビジョンに向かう企業を目指していきたい考えだという。

今回発表された中期経営計画2030では、Kanro Vision 2.0を元に、国内グミ事業を中心にさらなる成長を実現するとともに、持続成長のための事業領域拡大・ビジネス拡張を進める構え。

具体的には、Sweetな瞬間を創造するための「国内グミ事業でさらなる成長を実現」「商品開発強化と機能性深による高価値化で国内飴・グミ事業を拡充」、事業基盤を変革するために「グローバル事業の拡大」「マルチチャネル・D to C化の推進」の4つを進めていく。

特に、グミ事業の成長を支える戦略投資の実施として、朝日工場(長野県東筑摩郡朝日村)において、2027年7月を目途にグミラインを新設するという。これにより、2ラインから3ライン体制になり、生産能力は約5割増となる見込み。

今後は、Kanro Vision 2.0の実現に向けて「顧客の拡張・深化」を通じて事業基盤を変革するという。コア事業となる既存商品においては、ブランドの基軸として差別化戦略の強化を行っていく一方で、新たな商品や収益モデルとしてデジタル事業を推進することによって国内における周辺市場の取り込みを実施する。加えて、新規マーケットとして海外進出に向けてグローバル事業の推進にも注力していく。

2030年に向けた事業別の売上高目標としては、コア事業では売上高410億円を目指す。さらにデジタル事業では収益性と売上成長を見据えたビジネスモデルを確立することで、15億円の売り上げを目指すという。

併せて、事業を通じて社会課題の解決に寄与しながら、企業価値を向上させることで、人と社会の持続的な未来に貢献するべく、サステナビリティの取り組みにも力を入れる。

具体的には「糖の価値創造・社会貢献」を通じた健康福祉の増進、食の多様性への配慮、「事業を通じた環境負荷削減」を通じた温室効果ガス排出量の削減、「食の安全・安心」を通じた食品の安全衛生と責任あるマーケティングと表示、「人権の尊重・ダイバーシティの推進」を通じて人権の尊重、多様な人材の活躍を目指していく方針。
(森歩美)



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