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就活生、親で人気企業に違い - 学生は「ニトリ」「ソニーグループ」など志望、親が希望するのは?

マイナビニュース / 2025年2月12日 6時8分

画像提供:マイナビニュース

マイナビが先ごろ、就職活動を終えた子どもを持つ保護者1,000人を対象に実施した「就職活動に対する保護者の意識調査」の結果を発表しました。

この調査では、話題の就活用語に関する保護者の理解度をはじめ、保護者が子どもに入社してもらいたいと思っている企業の特徴、希望の就職先、子どもの内定先企業から保護者に対してどのような連絡があったのかが明らかになっています。
2割の保護者が「お祈り」「オワハラ」を知っていると回答

まず、今どきの就職活動に対する保護者の理解度をはかるために、話題の就活用語に関する認知度を聞きました。

保護者が知っている就活用語の中で、最も多かったのは「お祈り」(22.1%)で、「勤務地ガチャ・配属ガチャ」(21.5%)、「オワハラ」(20.7%)が続きます。また、今年の調査から、近年の就職活動の傾向を反映した言葉として「早期選考」が追加されましたが、保護者の19.8%が「知っている」と回答しています。

※お祈り:企業からの不採用通知のこと
※勤務地ガチャ・配属ガチャ:勤務地や配属先が本人の希望に関係なくランダムに決められること
※オワハラ:就職活動中の学生に対し、他の企業の選考を受けないよう圧力をかけること
現在の就職活動の正式なスケジュールは、大学3年の3月に企業の広報活動が開始され、4年生の6月に選考活動がスタートすることとなっているものの、実態としては大学3年の3月以前に内々定を出す企業もあります。

こういった状況を踏まえ、子どもが就職活動に出遅れていないか、あるいは就職活動が学業の負担になっていないか心配する保護者が少なくないようです。

子どもに働いてほしい就職先ベスト3は、公務員、トヨタ自動車、NTT

子どもに入社してほしい企業の特徴としては、「経営が安定している」(54.1%)がトップで、「本人の希望や意志に沿っている」(20.6%)や「社風や雰囲気が良い」(16.5%)、「福利厚生が充実している」(16.4%)などが上位となっています。

また、「給与や賞与が高い」(14.4%)が前年より2.3ポイント増加しており、就職先の待遇の良さを求める保護者が増えているようです。

次に、子どもに働いてほしい企業を聞くと、1位が「公務員」で、2位は「トヨタ自動車」、3位「NTT(日本電信電話)」、4位「伊藤忠商事」となっています。

一方で、2025年卒業予定の就活生に聞いた調査では、文系では「ニトリ」「みずほフィナンシャルグループ」「伊藤忠商事」「三菱UFJ銀行」が上位に入っており、理系では、「ソニーブループ」「味の素」「KDDI」「Sky」が上位に入っています。

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