荒木経惟『私、写真。』展、香川の猪熊弦一郎現代美術館にて開催
NeoL / 2018年1月18日 8時32分
荒木経惟『花霊園』2017年 作家蔵 ©Nobuyoshi Araki courtesy of the artist and Yoshiko Isshiki Office, Tokyo
『荒木経惟 私、写真。』展が、香川・丸亀市猪熊弦一郎現代美術館にて開催中。会期は、2018年3月25日(日)まで。
1960 年代半ばの活動の初期から現在まで、都市、人、花、空、静物といった被写体を、どれも特別視することなく、等しく日常のこととして撮影し、それらのもつ「生」の生々しさ、また「生」と切り離すことのできない「死」を捉えてきた荒木経惟。
生と死の比重がそれぞれの写真によって異なって感じられるさまは、人間の生死の揺らぎや荒木個人の人生の反映とも取れ、作品の魅力を増している。
本展では、荒木経惟がこれまでに撮影した膨大な写真から、腐食したフィルムのプリントや、絵具を塗った写真、割れたレンズで撮影された写真といった、何らかの手が加わった作品を中心に展示する。
父と母の死を捉えた『父の死』『母の死』をはじめとする「生と死」を写してきた荒木のこれまでの作品群に加え、丸亀出身の花人・中川幸夫へのオマージュとして同展のために制作された『花霊園』、友人の遺品であるカメラで撮影した『北乃空』といった新作4シリーズと、日本初展示となる『青ノ時代』『去年ノ夏』『死空』なども紹介される。
『荒木経惟 私、写真。』
2017年12月17日(日)~2018年3月25日(日)
会場:香川県 丸亀市猪熊弦一郎現代美術館
時間:10:00~18:00(入館は17:30まで)
休館日:12月25日~12月31日
料金:一般950円 大学生650円
※高校生以下または18歳未満、丸亀市在住の65歳以上、各種障害者手帳をお持ちの方とその介護者1名は無料
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