名和晃平が3年ぶりの新作展開催、9月にはパリの博物館でも紹介

©Kohei Nawa photo: Nobutada OMOTE | SANDWICH



名和晃平の個展『Biomatrix』が、東京・谷中のSCAI THE BATHHOUSEで開催される。会期は、10月10日から12月8日まで。


デジタル画像の「Pixel」と、生物の最小構成単位である「Cell」をかけあわせた独自の制作概念「PixCell」をもとに、さまざまな表皮のイメージを生成する名和晃平。素材の使用や技法の新たな開発に、有機的な生体のイメージを交差させ、鑑賞者の視触覚を刺激する新たなビジョンを打ち出してきた。本展では、シリコーンオイルや金属粉、顔料などを組みあわせた液状素材を使用し、液面に気泡を発生させた作品シリーズ『LIQUID』を中心に展示する。


パリのルーブル美術館ピラミッド内での特別展示をはじめとした国内外の展開で話題を集める名和。2015年の「FORCE」展以来、3年ぶりとなる待望の新作展の初日にはオープニングレセプションも実施。なお名和の作品は9月4日からフランス・パリの狩猟自然博物館でも紹介される。



名和晃平『Biomatrix』
2018年10月10日（水）～12月8日（土）
会場：東京都　谷中 SCAI THE BATHHOUSE
時間：12:00～18:00
休廊日：日、月曜、祝日

関連記事のまとめはこちら

http://www.neol.jp/art-2/