石川順惠の個展、約30年にわたる取り組みを紹介
NeoL / 2018年9月19日 8時14分
石川順惠『Impermanence— 苧環』2014 年 アクリル、砂、キャンバス 183x183cm ©Yukie Ishikawa Courtesy of the artist and Blum & Poe, Los Angeles/New York/Tokyo
石川順惠の個展が、東京・原宿のBLUM & POEにて開催中。会期は、10月20日まで。
雑誌、広告、新聞、書籍といった印刷物から見つけた日常的なイメージを、キャンバス上に取り入れ、拡大やトレースして描き出していく作品を発表している石川順惠。1980年代からは頻繁に個展を開催し、グループ展にも多く参加している。
BLUM & POEでは初の個展となる本展では、約30年にわたる作家の取り組みを一連の作品群と共に紹介する。また、日本語で「非永続性」を意味し、複雑で入り組んだ構成からなる『Impermanence』シリーズも展示。このシリーズ制作に関して石川は、「画面内の様々な構成要素が、独立的な存在としてありながら、様々な場所で、他の要素と多様な、独特な関係を持つ絵画を描きたいと思っている」と動機を語る。
今回発表される作品は、スタジオの窓から見える風景の移ろいを前にした瞑想的な状況から着想し、2012年に完成したもの。未完成のペインティングを加筆し、旧作を再構成することで、これまでの作品とはことなる絵画構造を打ち出そうとする試みだ。
『石川順惠』
2018年9月1日(土)~10月20日(土)
会場:東京都 原宿 BLUM & POE
時間:11:00~19:00
休廊日:日、月曜
料金:無料
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http://www.neol.jp/art-2/
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