【一般試写会ご招待】山田孝之主演、重松清原作。大切なものを失った人たちの10年間を描く『ステップ』
NeoL / 2020年2月10日 20時0分
「とんび」「流星ワゴン」など、大切なものを失った家族が再生していく姿を描いてきた小説家・重松 清。その温かな眼差しゆえに映像化のオファーも絶えない中、連載終了から約10年の時を経て「ステップ」が映画になった。結婚3年目、30歳の若さで妻に先立たれた主人公・健一。突然1歳半の娘・美紀と二人きりの子育て人生が始まる。仕事も育児も“なんにも思い通りにならない”日々を過ごしながら、ゆっくりと成長していく父と娘。忙しない現代社会で大切なものを見失わないように懸命に生きる全ての人の心を刺激する。
妻・朋子の死によって突然「母親」の役割を引き継ぐことになった父親の健一を演じるのは、実力、個性、人気ともに群を抜く存在感を放ち、名実ともに日本が世界に誇るカメレオン俳優と言っても過言ではない山田孝之。イクメンや男性の育休取得といったワードだけは浸透したものの、実態としてはまだまだワンオペ育児となっている日本で、働きながら子育てをするシングルファザーへの挑戦と挫折、そこから得られる喜びややるせなさと対峙する10年間を演じる。近年はエキセントリックな役柄のイメージが広く浸透していた山田だが、久しぶりに実年齢と重なる等身大の男性役で、娘を育てながら自身も成長していく様を体現。子を持つ親として、また伴侶を亡くした痛みととことん向き合い、俳優としての底力をあらためて証明する1本となった。
そんな健一を見守る登場人物には豪華俳優陣が結集。自身も娘を失った悲しみを抱えながら、まるで実の息子のように健一と接し、“本当の家族とは”ということを、身をもって伝えていく義父に國村 隼、夫とともにサポートする義母を余 貴美子、健一が悩みを相談する同僚役に本作が山田との初共演となる広末涼子。さらに美紀が通う保育園の先生役に伊藤沙莉、亡き妻・朋子の面影があるカフェの店員役を川栄李奈が好演。
そして健一の娘・美紀役は、オーディションで選ばれた中野翠咲、白鳥玉季、田中里念が2歳~12歳までの三つの年代を演じるほか、健一の義兄夫婦として角田晃広(東京03)と片岡礼子がファミリーの一員を担った。
監督は原作に惚れ込んで自ら映画化を熱望した飯塚 健。山田とは『荒川アンダー ザ ブリッジ』や『REPLAY&DESTROY』でも組んだ旧知の仲である。企画を温めるうちにいつしか健一の年齢に追いついていた山田にこの役を託し、単なるシングルファザーと父娘の一時的な奮闘記ではなく、妻の面影とともに家族を築いていく一人の男の生き様を長い目で見つめたドラマとして語り上げた。慣れない子育てに悪戦苦闘する中、上手くいくことだけではなく、上手くいかないことの中にも幸せはある。そんな日常の中に潜む、何気ないからこそ特別な瞬間を、丁寧に掬い上げて積み重ねていく。
さらに主題歌には、秦 基博が楽曲「在る」を提供。いち早く本作を見た秦が、映画のために書き下ろした詞には、大切な人たちへの想いが込められ、優しく、そして温かく、物語を包み込む。
家族の在り方に正解はない。思い通りにいかなければ、家のように「リフォームすればいい」。一足跳びにジャンプできなくても、ホップ、ステップ、一歩一歩進んだ先に道はできていく。生まれる命もあれば、失われる命もあるこの世界で、残された人たちの物語は続いていく。そこでは生きることの楽しさとつらさ、出会いと別れが同じ価値を持ち、今、存在している人だけでなく、もう会うことのできない、だけど大切な人への想いも、リレーのバトンのように受け継がれていくのだ。
『ステップ』一般試写会
【日程】3月12日(木)
【時間】18:00開場 / 18:30開演(本編118分)
【会場】よみうりホール(千代田区有楽町 1-11-1 読売会館 7 階)
【ご招待】30組60名 様
空メールを送信するとプレゼントに応募できます。(←クリック)ご応募お待ちしております。
後日当選された方にはいただいたメールアドレス宛にNeoL編集部よりご連絡させていただきます。
【注意事項】
※受付時間やイベントの詳細はご当選者へのみお知らせいたします。
※当選者ご本人を含む2名様のご招待となります。
※満員の際は消防法によりご入場をお断りいたします。予めご了承ください。
※開演後のご入場は堅くお断りいたします。
※場内での録音・録音機器の使用を固く禁止致します。
※開場・開演時間は変更になる可能性がございます。
『ステップ』
4月3日(金)より全国ロードショー
https://step-movie.jp/
【STORY】
結婚3年目、30歳という若さで妻に先立たれた健一。妻の父母は、美紀を引き取ろうかと言ってくれたが、健一は自分の手で育てることに決める。妻と暮らした、妻の気配か゛当たり前のように漂う家で。始まったのは残された僕と娘、そして天国にいる妻との新しい生活。保育園から小学校 卒業まで、様々な壁にぶつかりながらも、前を向いてゆっくりとへの階段を上る。泣いて笑って、少しすずつ前へ──。
原作:重松清「ステップ」(中公文庫)
監督・脚本・編集:飯塚健(『荒川アンダー ザ ブリッジ THE MOVIE』、『笑う招き猫』、『虹色デイズ』)
出演:山田孝之、田中里念、白鳥玉季、中野翠咲、伊藤沙莉、川栄李奈、広末涼子、余貴美子、國村隼 ほか
主題歌:秦 基博「在る」(AUGUSTA RECORDS/UNIVERSAL MUSIC LLC)
製作プロダクション:ダブ
配給:エイベックスピクチャーズ
(C)2020映画『ステップ』製作委員会
公式Twitter:https://twitter.com/step2020movie
公式Instagram:https://www.instagram.com/step2020movie/
公式Facebook:https://www.facebook.com/step2020movie
関連記事のまとめはこちら
https://www.neol.jp/movie-2/
この記事に関連するニュース
-
小野花梨主演『私の知らない私』、石黒賢・酒井美紀・堀未央奈らゲスト出演者6名発表
クランクイン! / 2025年1月15日 7時0分
-
石黒賢、知り合いの畑で野菜作りを始める「元々はそんな質じゃないのですが…」
マイナビニュース / 2025年1月15日 7時0分
-
中島健人に三木孝浩監督が「のび太みたいに」とリクエスト! 『知らないカノジョ』中島が新境地を見せる主人公リクの場面写真到着
クランクイン! / 2024年12月26日 18時0分
-
山田孝之、「ちゅらさん」共演の“妻”とサプライズで「目が変わってなかった」 23年越しの対面に沸く声も「夫婦揃ってるのエモ」「素敵な年の重ね方すぎ」
ねとらぼ / 2024年12月24日 14時26分
-
山田孝之、映画『聖☆おにいさん』公開初日にムロツヨシと鑑賞へ 福田監督が爆笑「ちょい役2人で」
ORICON NEWS / 2024年12月19日 13時55分
ランキング
-
1インフルエンザ猛威、要因はコロナ禍で流行しなかったことによる免疫力低下か…子どもの脳症に注意
読売新聞 / 2025年1月17日 14時32分
-
2「やめて…逆走自転車」 何でもアリじゃないのに…無法地帯状態!? 取り締まり強化も違反行為跡を絶たず! 道交法での扱いは?
くるまのニュース / 2025年1月17日 16時40分
-
3「高価な家電は使うな」移住先の“謎ルール”に困惑した32歳女性「ドラム式洗濯機や42型以上のテレビ」がNG。破った結果…
日刊SPA! / 2025年1月16日 15時51分
-
4保冷剤って、増えると捨てがちだけど…意外な活用方法 消臭、ボディケア…プロが教えるライフハック話題
まいどなニュース / 2025年1月17日 7時20分
-
5「フジテレビの疑惑」は氷山の一角である…女子アナがいまだに「大物芸能人の接待」に利用される本当の理由
プレジデントオンライン / 2025年1月17日 20時45分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください