1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 国際
  4. 国際総合

【動画】大統領選のゲスな「ネガティブCM」、黒幕は誰だ?

ニューズウィーク日本版 / 2016年3月14日 16時5分

 ちなみにだが、今シーズンで一番センスが光る中傷CMを選べと言われれば、民主党のヒラリー・クリントンを攻撃しているこちらの作品を推したい。


反クリントンCM「It Feels Good to Be a Clinton」(2月12日公開)


 軽快なラップをBGMに、黒いパンツスーツ姿のクリントン(に見せかけた女性)がコンピューターをボッコボコに破壊する。クリントンが国務長官時代、公務に私的な電子メールアカウントを使用し、さらに私用サーバーから電子メールのデータがすべて削除されていたことから「隠蔽疑惑」を追及された問題を想起させる映像だ。なおこのCMは、99年のコメディー映画『リストラ・マン』でサラリーマンたちがFAXマシーンを破壊するシーンのパロディーだそうだ。

 これまた品格に欠けるCMだが、製作したのは共和党候補者選びで2番手につけているテッド・クルーズ上院議員の選挙陣営。暴言王トランプでなくともこんな公式CMを武器に大統領を目指すのだから、アメリカはやっぱり自由の国だ。

小暮聡子(ニューヨーク支局)


この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください