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トルコはなぜシリアに越境攻撃したのか

ニューズウィーク日本版 / 2016年9月26日 17時0分

 焦点となるのは、今後予想されるISの拠点、ラッカへの攻撃である。アメリカはクルド勢力、反体制派、トルコ軍が協力して作戦を展開することを望んでいるが、トルコはクルド勢力との共闘はないと牽制している。アメリカ、さらにはロシアがトルコおよびクルド勢力を説得し、足並みを揃えてISへの攻撃を実施できるのかが注目される。


[プロフィール]
今井宏平
日本貿易振興機構アジア経済研究所研究員。2011年中東工科大学(トルコ・アンカラ)国際関係学部博士課程修了。2013年中央大学大学院法学研究科政治学専攻博士後期課程修了。日本学術振興会特別研究員PDを経て、2016年から現職。専門は、現代トルコ外交、中東の国際政治、国際関係論。主な著作に『現代中東を読み解く』(共著:明石書店、2016年)、『中東の新たな秩序』(共著:ミネルヴァ書房、2016年)、『中東秩序をめぐる現代トルコ外交』(ミネルヴァ書房、2015年)などがある。

今井宏平(日本貿易振興機構アジア経済研究所)


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