コミー前FBI長官が反トランプの議会証言 何がわかったのか
ニューズウィーク日本版 / 2017年6月12日 21時30分
【参考記事】司法妨害って何? FBI前長官の議会証言の見どころ
コミーは先月FBI長官を解任された時点で、ロシアが大統領選に介入した問題でトランプは捜査対象ではなかったと明言した一方、トランプのやったことが結果的に司法妨害の捜査対象になる可能性にも言及した。
■リーク:作戦勝ちか機密漏洩か
コミーは解任後、トランプとの会話のメモを、米コロンビア大学ロースクールのダニエル・リッチマン教授の友人に共有してもらったことを認めた。その後メモはリッチマンからニューヨーク・タイムズにリークされたとみられる。メモを共有したのは、FBIの捜査を率いる特別検察官の任命につながると考えたからだ、とコミーは述べた(そしてムラーが任命された)。
カソウィッツはコミーが友人にメモを渡したと認めた点をやり玉にあげ、機密情報を漏洩したと批判した。コミーは公聴会で、メモは機密情報に当たらないと証言した。
(翻訳:河原里香)
From Foreign Policy Magazine
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エリアス・グロル
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