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バノン氏の「トランプは習近平を誰よりも尊敬」発言とトランプ国連演説の整合性は?

ニューズウィーク日本版 / 2017年9月20日 16時0分

マティス米国防長官は9月18日、「北朝鮮に対する多くの軍事的選択肢があり、その中には韓国の首都ソウルを危険にさらさずに行使できるものも含まれる」と述べた。

もしバノンの言ったことが本当なら、トランプは習近平の意向を尊重していることになるはずで、「トランプと習近平の暗黙の了解」の上での「北朝鮮の完全破壊」は、習近平の許容範囲内の何らかのピンポイント攻撃になるとしか考えられない。

核・ミサイル開発基地の破壊、サイバー攻撃などによる無力化、そして場合によっては「斬首作戦」も入っているかもしれない。成功するなら、もちろんそれに越したことはないが......。


[執筆者]遠藤 誉
1941年中国生まれ。中国革命戦を経験し1953年に日本帰国。東京福祉大学国際交流センター長、筑波大学名誉教授、理学博士。中国社会科学院社会科学研究所客員研究員・教授などを歴任。著書に『習近平vs.トランプ 世界を制するのは誰か』(飛鳥新社)『毛沢東 日本軍と共謀した男』(中文版も)『チャイナ・セブン <紅い皇帝>習近平』『チャイナ・ナイン 中国を動かす9人の男たち』『ネット大国中国 言論をめぐる攻防』など多数。


※当記事はYahoo!ニュース 個人からの転載です。

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遠藤誉(東京福祉大学国際交流センター長)


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