1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 国際
  4. 国際総合

アメリカで沸き起こった「オプラ2020」待望論を考える - 冷泉彰彦 プリンストン発 日本/アメリカ 新時代

ニューズウィーク日本版 / 2018年1月11日 17時0分

ただその一方で、このオプラという不思議な才能には、あくまで社会の批判者、永遠の庶民代表であって欲しいし、であるならば「必要があれば軍事作戦の判断を下さなくてはならない」ような大統領のポジションにまつりあげるのは抵抗があるという声もあります。

そう考えると、この時点での「オプラ・ブーム」は、彼女が出演するディズニーの大作映画「A Wrinkle In Time(邦題は『五次元世界のぼうけん』、エイバ・デュバーネイ監督)」が3月に公開が迫る中での「マーケティングの一環」というぐらいに受け止めておいた方が良いのかもしれません。

それ以前の問題として、オプラへの待望論が沸騰するということは、次世代リーダーの人材不足の裏返しだということでもあります。この点については民主党の反省が必要、そんな考え方もできると思います。


ニューズウィーク日本版のおすすめ記事をLINEでチェック!


【お知らせ】ニューズウィーク日本版メルマガのご登録を!気になる北朝鮮問題の動向から英国ロイヤルファミリーの話題まで、世界の動きをウイークデーの朝にお届けします。ご登録(無料)はこちらから=>>

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください