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カブールで自爆テロ、有権者登録所周辺で57人死亡 ISの選挙妨害か 

ニューズウィーク日本版 / 2018年4月23日 18時13分

(テロ現場のそばに散った多くの書類のなかに、2人の子供の写真が見えた。この子たちまで犠牲になっていませんように。何てひどい生活だ)


アフガニスタンのアシュラフ・ガニ大統領は、何度も延期されている下院選を年内に行うよう国際社会から圧力を受けている。選挙を行うには国民の有権者登録が必要だが、多くは政府が発行する身分証をまだ持っていない。



今年の冬が来るまでに有権者登録が完了しなければ、選挙は来年まで延期されることになる。中東の衛星テレビ局アルジャジーラのアブドゥラ・シャフード記者は、準備はうまく行っていないと言う。

「タリバン支配下の多くの地域で選挙日程が組まれているが」とシャフードは指摘した。「そんなところで自由な投票が行われる可能性はゼロだ。たとえ政府が法と秩序を実現し、投票という権利を保障すると言っても、無理なものは無理だ」

ISはこの数カ月、カブールやアフガニスタンの各地で一般市民を標的にした攻撃を繰り返している。国連が先ごろ出した報告書によれば、武力紛争やテロによる一般市民の死傷者は今年1~3月だけで2258人に上ったという。

(翻訳:村井裕美)

(International Business Times)

プリサ・ポール


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