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データで見る「ニッポンの独身者は誰と暮らしているのか」-「結婚のメリットがわからない」独身者の世帯(居場所)のカタチとは-

ニューズウィーク日本版 / 2018年11月9日 13時30分

その中で、45歳以降になってようやく「1人は不安だ、やっぱり結婚したい」と思い始めるという、現代の独身男女の姿が浮かび上がる。

独身男女の「結婚が向いていない」「メリットがわからない」という回答の背景の1つに、男性6割超、女性7割超の「身内だけとのリーズナブルで気楽な暮らし」があることは間違いないといえるのではないだろうか。

可愛い子には旅をさせよ。

そんな言葉が日本の未婚化を理解するキーワードの1つになりうるかもしれない。

【参考文献一覧】

国立社会保障人口問題研究所.「出生動向基本調査」
国立社会保障人口問題研究所.「出生動向基本調査(独身者調査)」第11回~第15回
厚生省人口問題研究所(1992)「独身青年層の結婚観と子供感」
厚生労働省.「人口動態調査」
国立社会保障・人口問題研究所. 「人口統計資料集」2017年版
総務省総計局. 「平成27年 国勢調査」
明治安田生活福祉研究所. 「2017年 35~54歳の結婚意識に関する調査 」
明治安田生活福祉研究所. 「2017年25~34歳の結婚と男女交際(男女交際・結婚に関する意識調査より)」
明治安田生活福祉研究所. 「2017年15~34歳の恋愛と男女交際(男女交際・結婚に関する意識調査より)」

天野 馨南子."2つの出生力推移データが示す日本の「次世代育成力」課題の誤解-少子化社会データ再考:スルーされ続けた次世代育成の3ステップ構造-" ニッセイ基礎研究所「研究員の眼」2016年12月26日号

天野 馨南子."2015年最新国勢調査結果・都道府県別生涯未婚率データが示す「2つのリスク」-お年寄り大国世界ランキング1位・少子化社会データ再考-" ニッセイ基礎研究所「研究員の眼」2017年5月1日号

*この記事は、ニッセイ基礎研究所レポートからの転載です。

[執筆者]
天野 馨南子 (あまの かなこ)
ニッセイ基礎研究所
生活研究部研究員


天野馨南子(ニッセイ基礎研究所)


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