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女性監督のスリラー映画がいま面白い!

ニューズウィーク日本版 / 2019年2月19日 19時0分

これは女性監督や女性中心のアクション映画にとっていい傾向だ。「昔は作品の成功を測る尺度は興行成績と受賞歴しかなかった。その尺度では、『バード・ボックス』は箸にも棒にも掛からない。でも今は社会現象という尺度がある」

それは伝統的なアクション映画の代表格である『007』シリーズにも言えるかもしれない。来年公開のシリーズ25作目の監督候補には、長い間ビアの名前が取り沙汰されてきた。最終的には別の監督に決まったが、その次は分からない。

シリーズ26作目、ボンドが女に泣かされてもいい頃だ。

<本誌2019年02月19日号掲載>



※2019年2月19日号(2月13日発売)は「日本人が知らない 自動運転の現在地」特集。シンガポール、ボストン、アトランタ......。世界に先駆けて「自律走行都市」化へと舵を切る各都市の挑戦をレポート。自家用車と駐車場を消滅させ、暮らしと経済を根本から変える技術の完成が迫っている。MaaSの現状、「全米1位」フォードの転身、アメリカの自動車ブランド・ランキングも。


メアリー・ケイ・シリング


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