ロシア汚職追及記者、異例の解放はプーチン体制終焉の始まり
ニューズウィーク日本版 / 2019年6月12日 18時0分
ロシア政府は今回、事態が拡大するのを防ぐために迅速に介入したのだろう。だがそれは、ロシア人に大きな教訓を与えることにもなった。抗議には効果があるということだ。
ゴルノフの逮捕で沸き起こった怒りが消滅するのか、それともさらなる行動に向けられるのかは、まだわからない。ゴロノフが所属しているメドゥーザが発表した声明にはロシアのジャーナリズム界の大物たちが署名をしている。それは挑戦的な語調で締めくくられている。「これは始まりに過ぎない。ここで起こったことが二度と誰にも起こらないようにするためには、これから多大な努力をしなければならない」
From Foreign Policy Magazine
※6月18日号(6月11日発売)は「名門・ジョージタウン大学:世界のエリートが学ぶ至高のリーダー論」特集。「全米最高の教授」の1人、サム・ポトリッキオが説く「勝ち残る指導者」の条件とは? 必読リーダー本16選、ポトリッキオ教授から日本人への提言も。
エイミー・マッキノン
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