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場当たり的なトランプ流外交が墓穴を掘る日

ニューズウィーク日本版 / 2019年7月9日 15時40分

かねてからトランプはWTO(世界貿易機関)を形骸化し、TPP(環太平洋経済連携協定)から離脱することによって、アジアで最もアメリカに友好的な国々を不安に陥れ、結果的にこの地域におけるアメリカの影響力を自ら低下させてきた。

今のところまだ、これらの国はアメリカに追随する姿勢を示している。それは中国の攻撃的なやり方に対する不安のほうが大きいこと、そしてアメリカの国家安全保障会議(NSC)と国務省、そして国防総省の高官がトランプの暴走を抑えてくれると信じているからだ。

だが、これらアメリカに最も近い友好国は、トランプに対する忍耐力を試されている。

From Foreign Policy Magazine

<本誌2019年7月16日号掲載>


※7月16日号(7月9日発売)は、誰も知らない場所でひと味違う旅を楽しみたい――そんなあなたに贈る「とっておきの世界旅50選」特集。知られざるイタリアの名所から、エコで豪華なホテル、冒険の秘境旅、沈船ダイビング、NY書店めぐり、ゾウを愛でるツアー、おいしい市場マップまで。「外国人の東京パーフェクトガイド」も収録。



マイケル・グリーン(米戦略国際問題研究所〔CSIS〕上級副所長、ジョージタウン大学教授)


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