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メーガン妃編集の英ヴォーグ最新号がパクリ疑惑で炎上中

ニューズウィーク日本版 / 2019年8月2日 13時20分

<メーガン妃がかつて女優時代に寄稿した書籍に、ヴォーグ最新号のコンセプトやデザインがそっくりという批判が>

英ハリー王子の妻メーガン妃が、またバッシングを受けている。今度は、自身がゲスト編集を務めた英国版ヴォーグ9月号のカバー特集が、かつて自身もエッセイを寄稿した書籍『ザ・ゲーム・チェンジャーズ』の「パクリ」だと批判されているのだ。

英国版ヴォーグ9月号は、同誌初のゲスト編集としてメーガン妃を迎え、「Forces for Change(変革の力)」というタイトルで、各界で活躍する世界の女性たちを紹介している。女性たちのモノクロ写真が並んだ表紙のデザインや、先駆者として活躍する女性を紹介するコンセプトは、オーストラリアで2016年に発刊されメーガン妃も寄稿した『ザ・ゲーム・チェンジャーズ』によく似ている。

『ザ・ゲーム・チェンジャーズ』の著者の1人サマンサ・ブレットは、オーストラリア・セブンネットワーク制作の朝のニュースショー「サンライズ」に出演して、この騒動について語った。

「(ヴォーグ最新号が書籍と)とても似ているので、もちろん光栄に思っている。最初は何も思わなかったが、知人から紹介文とかタイトルがとても似ていると言われて......」

この投稿をInstagramで見る British Vogueさん(@britishvogue)がシェアした投稿 - 2019年 7月月28日午後2時28分PDT


上の画像が英国版ヴォーグ9月号表紙、下の画像が書籍『The Game Changers』の表紙

「(ヴォーグは)『先駆者として変革をリードする、おそれを知らない女性たち』と書いてあるが、私の本の裏表紙には『先駆者で、変革者で、おそれを知らない女性たち』と書いていた。だから、『あら、すごく似ている』と思った」

それでもブレットは、「世界中のメディア」から電話が掛かり始めるまでは、ヴォーグと書籍が似ていることを何とも思っていなかった。そこで初めて、英王子の妻であるメーガン妃の大変な立場を垣間見たと言う。

「メーガン妃が(メディアに)どれだけ詮索されているかを理解した」



アマゾンの販売サイトの内容紹介では、『ザ・ゲーム・チェンジャーズ』は2016年に発刊され、「あなたが知り、愛する女性たちの独占手記を掲載」と書かれている。メーガンはこのうちの1人として、成功の秘訣や感銘を受けた出来事を記している。

今回の騒動について語る著者のサマンサ・ブレット


メーガン妃がヴォーグのゲスト編集になることは、ここ数カ月、議論を呼んでいた。特にメーガン妃には人種的偏見が向けられ、過去にも英王室が雑誌のゲスト編集になった前例があるにもかかわらず批判を受けていた。

こうした批判にもめげず、メーガン妃はメッセージを綴っている。

「このレンズを通して、読者の皆様に多様な立場で選ばれた女性たちが一つになる強さを感じ、そしてこの特集から『変革の力』を感じて、私と同じように刺激を受けてもらいたい」

この最新号は8月2日に店頭に並ぶ。



今回の騒動について語る著者のサマンサ・ブレット


ダニエル・ロン

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