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「パンダ大使」に長いお別れ...米中友好の象徴、両国関係の冷え込みで今後はどうなる?

ニューズウィーク日本版 / 2023年9月14日 17時0分

「私たちは誰も、より大局的な地政学的状況について語る資格はないが、話し合いの中身はどれも非常に前向きだ。とても協調的で、最善の結果を目指している」

国立動物園は今のところ、3頭をベストな形で送り出すことに注力している。7月にはメイシャンの25歳の誕生日を祝福し、8月の終わりにはティエンティエンの26歳の誕生日も祝った。さらに、近く「ジャイアントなお別れイベント」を開催する予定だ。

「(返還されるのは)分かっていても認めたくない」と、パンダ好きのクーは嘆く。「ベイベイのときのように泣いてしまうと思う。しかも、3頭ともいなくなるなんて」

代わりのパンダが来なかったら? 米中間の緊張を考えると、あり得る話だ。

「そんな事態は考えられない」と、バオバオの誕生当時、パンダ飼育員だったスミスは話す。パンダの所在にかかわらず、中国側との対話は継続するものの、ワシントンとパンダの長い絆は簡単には切れないという。

「とてもうまくいっているプログラムだ。ジャイアントパンダのいない国立動物園は想像もできない」

From Foreign Policy Magazine

Papa Panda Tian Tian, Mama Panda Mei Xiang & their young Xiao Qi Ji are coming home to #China by end-2023, Chinese FM spokesperson said Tue, noting relevant procedures are under discussion.The #giantpanda family now remains at Smithsonian's National Zoo in Washington, D.C., US. pic.twitter.com/sujTs0MAGR— People's Daily, China (@PDChina) August 22, 2023

リシ・アイエンガー


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