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嫌われる人の「会話」には、明らかな共通点があった...いい人間関係を作るため絶対に避けるべきこととは?

ニューズウィーク日本版 / 2023年11月1日 17時0分

写真はイメージです Travelpixs/Shutterstock

<「未来視点」で作る望ましい人間関係について、人気の書籍『否定しない習慣』著者である林健太郎氏にインタビュー>

否定しない習慣──。このタイトルにドキッとした方は多いのではないでしょうか。楽しく会話しているときに「ちがくて」と話を折ってしまったり、相手がしてきた提案に対して「もっとこうしたらいいんじゃない?」と言葉をかぶせてしまったり。私たちは様々なシーンで「否定」を日々したりされたりしています。そんな中、2022年12月に発売された『否定しない習慣』(フォレスト出版)は、数あるコミュニケーション本のなかでも「否定しない」に着目した話題の書籍。ビジネス書の枠を越え、老若男女はばひろく手に取られている一冊です。「否定」はコミュニケーションにどんな影響を及ぼし、相手を否定しないためにはどうしたらいいのでしょうか。エグゼクティブ・コーチとして活躍する著者の林健太郎さんにお話を伺いました。(この記事は、本の要約サービス「flier(フライヤー)」からの転載です。)

◇ ◇ ◇

誰もが否定したりされたりしている

──今回、本のテーマに「否定しない」を選ばれた理由をお聞かせください。

企画の打ち合わせをしている中で、「否定しないっていうコンセプトはどうだろう」という話が出てきました。私はコーチングを仕事にしているのですが、コーチングというとちょっと硬いイメージがありますよね。「否定しない」はコーチングのコンセプトにも合うし、多くの人に興味を持ってもらえるテーマではないかと思いました。

あとは、ターゲティングしやすいというのもありましたね。否定されたことない人はいないだろうし、否定したことがない人も一人もいないと思います。そういう意味では、全員が被害者であり加害者なんですよ。

『否定しない習慣』
 著者:林健太郎
 出版社:フォレスト出版
 要約を読む
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──林さんは2010年にプロコーチとして独立されていますが、コーチングに目覚めたきっかけは何でしょうか。

私は海外生活の経験があって、それを言い訳にして生きているような人間だったんです。ことあるごとに海外と比較して「日本おかしいよね」とか「日本の政治は間違っている」とか。でも、偶然オーストラリア人のプロコーチにコーチングを受ける機会があったのですが、そのときに、「自分の解釈の仕方が間違っているのではないか」とハッとした瞬間があったんです。

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