一日ぼ~っとしても飽きない...見ているだけで「心と体が癒される」世界の公園・11選
ニューズウィーク日本版 / 2023年10月27日 14時20分
<世界にはこんな公園があったのか...。旅先で見つけた公園で心身共にリフレッシュしたい>
公園は日常を離れてほっと一息つく場であり、探索や内省の場でもある。世界には規模も形もさまざまな公園がある。自然や芸術などテーマも多種多様。サンゴ礁の島々から成る公園から彫刻作品を集めた広場まで、世界各地の個性的な公園を訪ねてみよう。
01. 度胆を抜く広大さ
バルボアパーク(米カリフォルニア州サンディエゴ)
F11PHOTO/ISTOCK
面積は、ニューヨークのセントラルパークとシカゴのミレニアムパークを合わせたより広い。約4.8平方キロの敷地内に全長100キロ超の遊歩道が延び、美術館、動物園、劇場などがある。「カリフォルニアタワー」の125段の階段を登れば、サンディエゴ市内を一望できる
02. 古い修道院が公園に
トラピスト修道院史跡公園(ウィニペグ)
CASTAVERON/ISTOCK
カトリックの「厳律シトー会」(トラピスト)の50人の修道士が祈りと労働の日々を送っていた由緒ある修道院は、1983年の火災で焼失。その残骸をカナダのマニトバ州政府が修復保存し、史跡公園として一般公開した。
いくつもの庭園、アートセンターや温室、世界平和パゴダがある。地元の劇団が遺構を利用してシェークスピア作品を上演する恒例イベント「廃墟の中のシェークスピア」は、観光客にも人気だ
03. 大都会の「空中散歩」
ハイライン(ニューヨーク)
SYLVAIN SONNET/GETTY IMAGES
廃線になった高架鉄道を利用して、マンハッタンの西側に都会の喧騒を見下ろす全長2キロ余りの遊歩道ができた。近未来的なビルが林立するハドソン川沿いの再開発地区から、しゃれた屋内市場や歴史的な街並みがあるミートパッキング地区まで、季節の草花を楽しみながら空中散歩はいかが
04. 豊満な造形に安らぐ
ボテロ広場(メデジン)
SURA ARK/GETTY IMAGES
コロンビアの画家・彫刻家フェルナンド・ボテロの作品は世界各地で見られるが、彼の生誕の地であるコロンビア第2の都市メデジンは郷土が生んだ異才に特別の敬意を表している。豊満なフォルムを特徴とするそのユニークな彫刻23点を旧市街の約7000平方メートルの広場に展示し、訪れる人を和ませている
05. 南米のジャポニズム
日本庭園(ブエノスアイレス)
RUDOLF ERNST/ISTOCK
アジア以外では最大級の日本庭園が、アルゼンチンの首都ブエノスアイレスのおしゃれなパレルモ地区にある。
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