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ネイティブ並みの英文を瞬時に書ける!英語学習にはAIが有効...4つの活用術を伝授

ニューズウィーク日本版 / 2023年11月1日 16時0分

ILLUSTRATION BY BSD STUDIO/SHUTTERSTOCK

話す

プレゼンは「吹き替えAI」にお任せ?

つたない英語でも、自分の言葉でコミュニケーションが取れたときの喜びは格別なもの。その思いがある限り、スピーキングの主体が完全にAIに置き換わることはないだろうが、技術的にはポケトークなどの通訳アプリに全面的に任せても意思疎通は十分に可能だ。最近は、会議を丸ごと「同時通訳」してくれるAIサービスも相次いで登場している。

それでも対面のやりとりを機械任せにすることへの抵抗感は根強いかもしれないが、プレゼンテーションや動画配信など事前に原稿を用意できる場面では、AIに「代読」させるのが当たり前になるかもしれない。NaturalReader、音読さん、ElevenLabsといった音声合成AIツールに英文テキストを入力すると、自然な発音で読み上げてくれる。イギリス英語やアメリカ英語、複数の男女の声から好みのものを選べるのはもちろん、なかには自分の声を登録できる機能があるものも。最近は、プレゼン動画に説得力あふれるナレーションを付けたい英語圏のネイティブ話者の間でも、吹き替え版生成サービスの利用が広がりつつある。

ILLUSTRATION BY BSD STUDIO/SHUTTERSTOCK

聞く

リアルタイム字幕でリスニング力の不足を補う

YouTubeで英語の動画を見るときに、英語字幕を目で追いながら音声を聞くことで聞き取りやすくなった経験のある人も多いはず。近年、音声を文字に書き起こす音声認識技術の精度はかなり高まっており、リアルタイムのコミュニケーションでもリスニング力の不足を補う助っ人となってくれる。

評価の高いアプリの1つが文字起こしサービスのOtter。英語の音声を極めて高い精度で即座にテキスト化してくれるから、Zoomなどと連動させてオンライン会議で利用すればリスニングの負荷を軽減でき、その分、自分の考えをまとめたり発言したりする余裕が生まれる。AIが文脈を読み取ってテキストに修正を加える、話者を識別するといった機能のおかげで、スクリプト(議事録)としての完成度も高い。



井口景子(ジャーナリスト、翻訳者)


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