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エリザベス女王からキャサリン妃まで、6つの「婚約指輪の物語」

ニューズウィーク日本版 / 2023年11月5日 9時5分

イギリス海軍中尉をつとめたフィリップ殿下は、ギリシャおよびデンマーク王家出身のアンドレアス王子とアリス妃の長男として生まれた。

エリザベス王女(当時)にプロポーズする際、自身の母親のティアラからの取ったダイアモンドを婚約指輪に仕立てるように英国のジュエラーであるフィリップ・アントロバス社に依頼。

この約3カラットの婚約指輪の他にもダイヤモンドのブレスレットもあわせて新妻への結婚の贈り物としている。

ソフィー妃の婚約指輪

Sophie Wessex engagement ring: The special link to Princess Diana and Kate Middletonhttps://t.co/G0F6Hcizc5 pic.twitter.com/ZsOdxJWGRF— Daily Express (@Daily_Express) December 14, 2021

POOL Old-REUTERS

    

エリザベス女王とフィリップ殿下の末息子であるエドワード王子(当時)が、長年の友人であったソフィー・リース=ジョーンズさん(当時)にプロポーズをしたのは1999年。

その際、父フィリップ殿下が母エリザベス女王に贈った婚約指輪に似た指輪を宝石商「アスプレイ&ガラード」社に依頼。

ロンドンのクラレンス・ハウスで婚約発表を行った際に報道陣に公開した婚約指輪は、10万5000ポンド(約1900万円)といわれている。ソフィー妃(現エディンバラ公爵夫人)は24年間にわたる結婚生活を通じて何度もこの指輪を着用する姿をキャッチされている。

カミラ王妃の婚約指輪

POOL New-REUTERS

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チャールズ皇太子(当時)は、2005年にカミラ・パーカー・ボウルズ夫人(当時)との婚約を発表。

チャールズ皇太子は1996年にダイアナ元妃と離婚、カミラ夫人も1995年にアンドリュー・パーカー・ボウルズ氏と離婚しており、互いに2度目の結婚となったため、民事婚と教会婚の2つの式を挙げている。

しかし、婚約指輪は重要視され、将来の王妃となるカミラ夫人には自らの祖母であるクイーン・マザーが所有していた貴重な宝石が贈られている。

アールデコ風の指輪の歴史は1920年代にさかのぼり、プラチナリングには8カラットのエメラルドカットのダイヤモンドに6つの小さなダイヤモンドが並んでいる。

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