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エリザベス女王からキャサリン妃まで、6つの「婚約指輪の物語」

ニューズウィーク日本版 / 2023年11月5日 9時5分

キャサリン妃の婚約指輪

Suzanne Plunkett-REUTERS

Suzanne Plunkett-REUTERS

    

ウィリアム王子(当時)が2010年にケイト・ミドルトンさん(当時)にプロポーズした際、史上最も有名な婚約指輪を贈った。それは自身の母である故ダイアナ妃の婚約指輪で、ダイヤモンドとサファイアから成る指輪である。

■【写真】ダイアナ妃の婚約会見と婚約指輪 を見る

ダイアナ元妃の死後、この指輪は息子たちに受け継がれていた。キャサリン妃はこの指輪にあわせて「Issa London(イッサ ロンドン)」のサファイアブルーのドレスを着用し、セント・ジェームズ宮殿で婚約会見を行った。

2023年4月、キャサリン妃は「とても特別なものです。それを身につけ続けられることが名誉です」とこの指輪について珍しく話す場面もあった。

メーガン妃の婚約指輪

婚約会見にて TobyMelville-REUTERS

2017年11月 ケンジントン宮殿で行われた婚約会見 POOL New-REUTERS

    

ヘンリー王子が2017年にメーガン・マークルさん(当時)にプロポーズした際にも、母への敬意を示している。

特別な意味をもつ3つのダイヤモンドの中央の大きなダイヤモンドはボツワナ産で、ヘンリー王子とメーガン妃が交際初期に2人で訪れた思い出の地のもの。そのダイヤを挟んだ外側の2つのダイヤは故ダイアナ妃の宝石コレクションという、特別仕様の婚約指輪であった。

ヘンリー王子は婚約会見で「両側の小さなダイヤモンドは、私の母の宝石コレクションから取られたもので、母が私たちとともにいることを確認するためのものです」と述べた。

それに対してメーガンさんは「とても美しいです。彼がデザインしました。信じられないことです」と付け加えた。

しかし結婚後、この指輪は仕立て直されている。

ユージェニー王女の婚約指輪

POOL New-REUTERS

POOL New-REUTERS

    

エリザベス女王の孫であるユージェニー王女は、ビジネスマンのジャック・ブルックスバンク氏と2018年1月にバッキンガム宮殿で婚約を発表。

2人が選んだ婚約指輪は、ユージェニー王女の父であるヨーク公アンドルー王子がセーラ・ファーガソンさん(セーラ元妃)に1986年に贈ったルビーをダイアモンドで囲ったデザインを踏襲。

■【写真】セーラ元妃の婚約会見と婚約指輪 を見る

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