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「未来の王妃」キャサリン妃が着用を許された、6本のネックレスとは?

ニューズウィーク日本版 / 2023年12月10日 9時55分

キャサリン妃が着用したエリザベス女王の個人コレクションとして、センター部分に現代的なダイアモンドが施された4連のパール・チョーカーも有名だ。

これはエリザベス女王が訪日した際に贈られた真珠がネックレスとして作られ、1980年代から愛用されてきた。

このネックレスはダイアナ妃やエディンバラ公爵夫人ソフィー妃にも貸与されており、キャサリン妃は2017年に行われた、エリザベス女王とエディンバラ公フィリップ殿下のダイアモンド婚の祝賀の席で初めて着用した姿がキャッチされている。

その後、キャサリン妃は何度もこのネックレスを着用しているが、フィリップ殿下とエリザベス女王の双方の葬儀の際に着用した姿は涙を誘った。

アレクサンドラ王妃の「ウェディングネックレス」

2018年10月 オランダのウィレム=アレクサンダー国王とマキシマ王妃を迎えての宮中晩さん会にて「ラバーズ・ノット・ティアラ」にアレクサンドラ王妃のウェディングネックレスをあわせた POOL New-REUTERS

キャサリン妃が身に着けたネックレスの中で最も歴史があるものがアレクサンドラ王妃のネックレスであろう。

1863年、ヴィクトリア女王の長男アルバート・エドワード王子(後のエドワード7世)がデンマークのアレクサンドラ王女(後のアレクサンドラ王妃)に結婚祝いとして最初に贈った大きな真珠とダイヤモンドのネックレスはクイーン・マザーのお気に入りでもあった。

その後、クイーン・マザーから娘のエリザベス女王へと引き継がれたと言われている。

実はエリザベス女王自身は公の場でこのネックレスを着用したことはないが、クイーン・マザーの逝去後、16年の歳月を経て、オランダ国王夫妻を国賓として迎えた晩さん会でキャサリン妃が着用している。

メアリー王妃の「アールデコ・エメラルド・チョーカー」

2022年12月 ボストンで開催された「アース・ショット賞」の授賞式にて Katherine Taylor-REUTERS

1993年、宮中晩さん会にて実家スペンサー家に伝わる「スペンサー・ティアラ」にメアリー王妃のアールデコ・エメラルド・チョーカーをあわせたダイアナ妃 Stringer-REUTERS

Worn #onthisday in 1985 by Princess Diana at a Melbourne, Australia, gala. The Queen inherited the 14" Art Deco emerald choker from Queen Mary and gave it to Diana as a wedding gift. Diana had it mounted on green Velcro so she could wear it as a headband, dubbed "Disco Di." #OTD pic.twitter.com/mUao7wOj7N— Worn On This Day (@WornOnThisDay) October 30, 2020

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