キノコ、代替肉、セラム...体の中から若返り! 世界最新美容トレンドを追う
ニューズウィーク日本版 / 2024年3月15日 10時10分
レヌバを使えば「若く見せるのではなく、本当に肌が若くなる」と、アギレラは言う。「そういう施術が確立され、レヌバのような製品もできたのだから、使わない手はない。
レヌバは脂肪移植のような手術を必要とせず、顔にも手にも注入でき、加齢によって減ってしまった脂肪を自分の脂肪で補うことができる」
ただし安くはない。注入量1.5立方センチ当たり1800ドルくらいは覚悟して。
皮膚の細胞を活性化する光療法マスク ANDREI ORLOV/ISTOCK
③高気圧酸素室
純酸素での呼吸を可能にする高気圧酸素室は、スキューバダイビングで起きる減圧症などの治療に用いられるが、美容法としても注目されている。
「純酸素は神経変性疾患のような多くの疾患に効果があるが、アスリートの健康と回復にも役立つことが知られている」と、ショッターは言う。「組織への酸素供給を最適化するから、肌の健康的な輝きを取り戻せる」
酸素室に入る時間は、60分くらいが目安だ。
④赤色光セラピー
オムニラックスや家庭用の光療法マスクなど、皮膚の細胞を活性化させる赤色光治療器の人気が高まっている。
「肉眼では見えない特定の波長の赤色光と近赤外光を利用し、細胞全体の健康に重要なミトコンドリアを刺激する方法だ」と、皮膚科医のシンは言う。
「赤色光セラピーには美容効果だけでなく、精神の健康と認知機能の改善効果も期待できる。気分がよくなり、頭が冴えてくる」
光を浴びる時間は1回につき10~15分ほどだ。
■新製品
①No7フューチャーリニューセラム
ドラッグストアで購入可能なNo7フューチャーリニューセラムの人気は、今年も続きそうだ。
「昨年の発売当初からすごい反響があった」と、美容専門医のアシュリーは言う。「目に見える肌のダメージを修復する働きがある。抗酸化物質やコメ由来のプロテイン、ヒアルロン酸、ナイアシンアミドが配合されていて、特にペプチドのブレンドがいい」
②パウダー・サンスクリーン
肌の老化をもたらす最大の原因と言えば、自然な加齢プロセスと余計な紫外線によるダメージだ。そこで登場したのがパウダー状のサンスクリーン剤。
顔の再建手術を得意とするハーバード大学医学大学院の外科医リンダ・リーは「自分でも愛用しているし、今年の夏は大ヒットすると思う」と言う。
「UVケアの重要性は今や誰もが知っているが、日焼け止めの効果が薄れたときにフルメークの上から塗り直すのは難しい」と、彼女は言う。
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