マイケル・J・フォックス、久々の登場に感動的なスタンディングオベーション...「私の人生は良いことずくめ」
ニューズウィーク日本版 / 2024年4月6日 13時6分
<米俳優マイケル・J・フォックスが、大喝采を浴びた英国アカデミー賞授賞式でのことやパーキンソン病との闘病について語った>
英国アカデミー賞(BAFTA)授賞式に、サプライズで登場した米俳優のマイケル・J・フォックス(62)。パーキンソン病との闘病を続けるフォックスが車椅子で登場すると会場は大きな拍手に包まれ、彼が立ち上がってマイクに向かうと人々は総立ちとなってスタンディングオベーションで彼に声援を送った。
■【動画】闘病中のマイケル・J・フォックス、久々の登場に客席から起きた「感動的なリアクション」
そんなフォックスが芸能情報サイト「ET」のインタビューに応じ、この感動的な授賞式やパーキンソン病との闘いについて語った。
パーキンソン病研究のための基金を立ち上げ、活動家としても知られるフォックスが、ロンドンで開催された同授賞式で作品賞のプレゼンターとして登場したのは2月のこと。拍手喝采で迎えられたことについてフォックスは、「今でもまだ驚いている」と語り、個人的な称賛ではなく、「大きな問題を解決しようとする決意に対する評価」だと述べた。
「人々はただ、『諦めずにがんばってくれてありがとう』と言ってくれているのだろう。そのことに感謝している」
フォックスは1991年、29歳のときにパーキンソン病と診断されて以来、闘病を続けていることを公にしており、自身を楽観主義の象徴とみなしている。「BAFTAでの人々の反応はそれに対するものだ。(中略)皆、私たちが何かを成し遂げられると信じたいのであり、私がそれを実現していると考えているのだろう」
自分の人生は「良いことずくめ」
『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズで知られるフォックスは、授賞式で司会者のデヴィッド・テナントから紹介されると、車椅子を押されてステージに登場した。演台の前まで来ると立ち上がって賞を授与し、感動的なスタンディングオベーションを受けた。
ETのインタビューで自身の病について語ったフォックスは、現実的で、個人的な闘いではなく集団に焦点を当てている。「診断を受けてから35年ほど経つが、これが私の人生であり、あまり深く考えていない。(中略)考えもしない。私が考えているのは、これを解明し、治療法を見つけるためにコミュニティとして何をするのかであり、治療法が見つからなくても画期的な療養施設を作ることだ」
困難に直面しながらも、前向きなフォックスは、自分の人生を「良いことずくめ」の「素晴らしい旅」だと考えているという。
ジェーン・ラクロア
この記事に関連するニュース
-
マイケル・J・フォックス、今後の50年間で世の中に大きな影響与える人物としてあげた2人とは
日刊スポーツ / 2024年4月22日 6時0分
-
マイケル・J・フォックス「50年で大きな影響与える人」にスウィフトとレイノルズを選出
日刊スポーツ / 2024年4月21日 10時13分
-
【イタすぎるセレブ達】マイケル・J・フォックス、俳優業復帰に前向き「楽しい時間を過ごせたら最高だ」
TechinsightJapan / 2024年4月7日 14時28分
-
パーキンソン病のマイケル・J・フォックス 現場復帰に前向き 2020年に俳優引退宣言も
よろず~ニュース / 2024年4月6日 12時10分
-
2度引退宣言したマイケル・J・フォックス、俳優復帰に意欲
シネマトゥデイ 映画情報 / 2024年4月5日 18時3分
ランキング
-
1人気バンドマン 「ラヴィット」生放送でライブチケット1600枚売れ残っていると告白 スタジオどよめく
スポニチアネックス / 2024年5月3日 13時23分
-
2「なんかガリガリ」第4子妊娠の元モー娘。の“激ヤセ”姿に心配の声続出、過去にも体重激変
週刊女性PRIME / 2024年5月3日 17時0分
-
3草彅剛主演「碁盤斬り」がイタリア映画祭で〝批評家賞〟 白石和彌監督「みなさんのおかげです!」
東スポWEB / 2024年5月3日 22時30分
-
4長渕剛が『とんぼ』歌唱前に熱弁6分「僕の歌は弱虫の歌」「あー苦しんで良かった」
東スポWEB / 2024年5月3日 23時51分
-
5「まことお兄さん」トレンド入り モンスターボックス優勝、ママ大声援「子供と応援」「かっこよかった」
スポニチアネックス / 2024年5月3日 22時59分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください