トルコ統一地方選「野党が20年超ぶりに全国規模で勝利」エルドアン大統領率いる与党敗北の裏側
ニューズウィーク日本版 / 2024年4月10日 10時56分
エルドアンと与党AKPは、5年の大統領任期が終わる28年まで政権を維持する。だからこそ野党は、それまで2つの点に力を注ぐ必要がある。
第1は、世俗派と保守派の溝を埋めるための対話を推し進めること。第2に経済や失業といった緊急の課題について、社会の分断を越えて幅広い支持を得られる計画を作ることだ。
トルコにとって今回の地方選の結果は、政治の大きな変化と、変革を求める声の高まりを示しており、これがトルコ政治の今後を変えていく可能性がある。問題は、野党が有権者から得た信頼を効果的に維持し続けることができるかどうかだ。
Riccardo Gasco, PhD Candidate, Università di Bologna
Samuele Carlo Ayrton Abrami, PhD Candidate, Università Cattolica del Sacro Cuore - Catholic University of Milan
This article is republished from The Conversation under a Creative Commons license. Read the original article.
リカルド・ガスコ、サムエレ・カルロ・アイルトン・アブラミ(共にトルコのサバンジュ大学客員研究員)
この記事に関連するニュース
-
11月14日のスリランカ国会議員総選挙、与党NPP優勢との見方が主流(スリランカ)
ジェトロ・ビジネス短信 / 2024年11月7日 12時0分
-
アングル:トランプ氏返り咲き、ヒスパニックと労働者の支持上積みが原動力
ロイター / 2024年11月7日 8時56分
-
チリ統一地方選挙、野党が躍進も与党は大敗を回避(チリ)
ジェトロ・ビジネス短信 / 2024年11月1日 0時55分
-
「玉木雄一郎首相説」が爆誕する体たらくぶり…万事休すの石破茂首相を待ち受ける「最悪のシナリオ」
プレジデントオンライン / 2024年10月31日 17時15分
-
国民はやはり中道を選んだ 政治の季節の隙間風 その3
Japan In-depth / 2024年10月30日 12時29分
ランキング
-
1露、ウクライナに発射の中距離弾道ミサイルを「量産化」 プーチン氏、迎撃は不可能と強調
産経ニュース / 2024年11月23日 20時2分
-
2佐渡金山追悼式に不参加=生稲政務官の靖国参拝問題視か―韓国
時事通信 / 2024年11月23日 19時29分
-
3ハンガリー首相、ネタニヤフ氏を招待 ICC逮捕状を無視
AFPBB News / 2024年11月23日 13時54分
-
4日本軍の集団強姦で賠償を フィリピンの被害女性らが訴え
共同通信 / 2024年11月23日 20時24分
-
5NATO総長、トランプ氏と会談=「世界的な安保問題」協議
時事通信 / 2024年11月23日 20時20分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください