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機内の迷惑行為がSNSで「大炎上」した米女性、大胆露出で「セクシー系右派インフルエンサー」デビュー

ニューズウィーク日本版 / 2024年4月28日 7時0分

ウルトラ・ライト・ビールは2023年に、バドワイザーの「バドライト」に対する不買運動がきっかけとなり、保守派のあいだで人気が急増したビールだ。バドライトの不買運動が起きたのは、TikTokの人気者でトランスジェンダーのディラン・マルバニーを広告に起用したためだった。

そして17日の投稿でゴマスは、ウルトラ・ライト・ビールのブランドロゴがプリントされたビキニを着用した。つまり、彼女の赤と青のビキニは、星条旗をイメージしたウルトラ・ライト・ビールのデザインをベースにしたものだったということだ。

ゴマスは、Xに投稿した写真に、こんなキャプションをつけている。「この投稿で、どれくらいたくさんの人をイラつかせちゃうかな......」。記事執筆の時点では、表示回数が350万回を超えている。

この投稿に対し、Xユーザーからは大きな反響が寄せられている。写真のもつ政治的テーマに反発するユーザーがいる一方で、ゴマスの姿勢を称える声も上がった。

ゴマスは、自分に対して好意的なコメントの多くに「いいね」をつけた。たとえば、こんなコメントに「いいね」をしている。「MAGA(『米国を再び偉大に』という、ドナルド・トランプ前大統領のスローガン)の女性は、リベラルの女性よりもセクシーだね」

反発も生じており、あるXユーザーはこうコメントした。「右派は必死なあまり、機内で精神的に参って大騒ぎした女性に頼んで、ゴミみたいなビールを宣伝してもらい、『リベラルを動揺させようと』している。そんなことをしているから負けるんだ」

ゴマスも、自身が投稿した写真が原因で生じたSNS上の争いに参戦した。「残念だけど、私は何も宣伝していない。ねえ、ウルトラ・ライト・ビールさん(@ultrarightbeer)、ここにいる間抜けたちが何か言いたいようだから、話題を提供してあげようよ」

本誌が、ウルトラ・ライト・ビアのM・セス・ウェザーズ最高経営責任者(CEO)にコメントを求めたところ、以下のような返事があった。(ゴマスは)「当社から広告料を得てはいない。美しい女性たちはおのずと、私たちのブランドに魅力を感じるのだろう」

実はゴマスは3月の時点で、元大学競泳選手のライリー・ゲインズが全米大学体育協会(NCAA)相手に訴訟を起こしたと発表した際に支持を表明している。この訴訟は、トランスジェンダーに関するNCAAのポリシーを、ゲインズをはじめとする女子競泳選手たちが「女性への差別だ」と批判して起こしたものだ。

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