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「とりあえずやってみる」は絶対NG...幹部や先輩からの「的外れ」アドバイスの正しい対処法

ニューズウィーク日本版 / 2024年6月5日 11時22分

そして、もらったアドバイスに対しても、全体から見た位置付けを俯瞰でき、その有効性(あるいは無効性)が明確になります。

「今取り組んでいるこの施策が終わったタイミングで、もう一度相談させていただいてもいいですか?」という形で尋ねれば、その上司の顔も立てることができます。
  
上司や先輩からのアドバイスだからといって、すぐに手をつけなければならないわけではありません。そんなことをしていたら、すぐにパンクしてしまいます。

だからといって、「あれ、どうなった?」と尋ねられた時に、「まだ手をつけていません」ばかりではいけません。アドバイスをただ無視していると、上司はその後、さじを投げるでしょうし、あなたに有益な情報をくれることもなくなるでしょう。
  
現状の取り組みをマッピングし、目に見える形で状況を伝えることで、一方的なアドバイスではなく、さまざまな条件を考慮したアドバイスをもらえるようになります。

中谷一郎
大学卒業後、ベンチャー・リンク社を経て2010年にトリノ・ガーデンを設立。サービス業を中心に、建設、小売、メーカーなど幅広い業界における大企業の収益・生産性改善を、「オペレーション分析」を通じて実現してきた。その手法の特徴は、徹底的に現場の様子を「可視化し計測し記録する」こと。近著に『オペレーション科学』(柴田書店)がある。

『中間管理職無理ゲー完全攻略法』
 中谷一郎[著]
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