日本人が知らない「激ムズ」クイズ5選
ニューズウィーク日本版 / 2024年7月8日 23時30分
彼女のこうした服装は「公然わいせつではないか」と批判されることも多く、アメリカ国内だけでなく旅行先のイタリアなどでも騒動になってきた。ただ、こうした服装は彼女自身が望んだものではなく、「着せ替え人形」のようにウェストから指示されたものを着させられているだけではないかと疑う声もある。
YannaZazu-Pixabay
Q.47 次の管弦楽曲のうちロシアによる侵攻を題材にしたものはどれ?
――出題・高木由美子(本誌記者)
①チャイコフスキー「序曲1812年」
②シベリウス「フィンランディア」
③ショスタコービッチ 交響曲第7番「レニングラード」
④ベートーベン「ウェリントンの勝利」
【実際に楽曲を聴いて考えよう】次の管弦楽曲のうちロシアによる侵攻を題材にしたものはどれ?
A. ②シベリウス「フィンランディア」
<解説>
「フィンランディア」はフィンランドの作曲家ジャン・シベリウスによって1899年に作曲された交響詩。ロシアの軍事侵攻を受けたフィンランドは1809年にロシア帝国の支配下に置かれた。帝政ロシアの圧政に苦しめられるフィンランドの人々の民族意識が高まるなかでこの曲は生まれ、愛国心を沸き起こす音楽として広く親しまれた。
反対に、チャイコフスキー作曲「序曲1812年」はナポレオン率いるフランス軍によって侵攻されるロシアを、ショスタコービッチ交響曲第7番はナチスドイツによってロシアのレニングラード(現サンクトペテルブルク)が侵攻される様子をテーマにしている(ベートーベン作曲「ウェリントンの勝利」は1813年のスペインにおけるイギリス軍とフランス軍の戦いが題材)。
人々の情熱をかき立てる音楽や文学、芸術は、時に愛国心の高揚や敵国への憎悪といった感情と強烈に結びついてきた。
現在のロシアによるウクライナ侵攻の影響で、世界各国ではロシアの偉大な作曲家チャイコフスキーの楽曲を排除する動きがみられる。特に「序曲1812年」では、ナポレオン率いるフランス軍を象徴するフランス国歌「ラ・マルセイエーズ」の旋律が次第にかき消され、最後にはロシア帝政国歌のメロディーと祝砲、鐘の音によってロシア軍の勝利が壮大に奏でられることから、現在の情勢下では不適切とされ、演奏中止が相次いでいる。
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Q.48 次のうち、トランプが信じているトンデモ論は?
──出題・森田優介(本誌デジタル編集長)
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