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「ADULT K-POP」トロットの魅力を世界に広める男性4人組・K4 個性派ぞろいのグループの魅力に迫る

ニューズウィーク日本版 / 2024年7月8日 12時0分

ヒョンミン 韓国の人は一緒に踊って盛り上がる場合が多いのですが、日本のみなさんは目と目を合わせて楽しい気持ちを伝えてくれます。そんな違いを僕たちも楽しんでいます。

──日本にいるときは4人一緒に住んでいると聞きました。異国での生活は大変なことも少なくないと思いますが......。

ヒョンミン 大変じゃないと言えば嘘になりますが、それは単に環境が変わったためだと考えています。夢を叶えるために努力するのは大変ではありません。疲れたときはファンの方々に癒してもらっています。

ジュジュ このメンバーだからこそがんばり続けることができたような気がします。あとファンのみなさんの情熱的な応援も支えになっていますね。

K4メンバーのヒョンミン(左)とジュジュ(右)

サバイバルオーディションに賭けた思い

──K4が誕生するきっかけとなった『ハロートロット』ですが、この番組に参加した理由を教えていただけますか。

ヒョンミン 若い世代に向けたトロットをやりたいと考えていた頃に、運よく『ハロートロット』の募集告知を見たんです。この番組なら自分にマッチするかもしれないと思ったのが動機です。

ジュジュ 参加する前は、ずっとトロットの歌手としてやっていけるのか、やっていくべきなのか悩んでいたんです。だから最後のチャレンジとして同番組に参加しました。当時は"ここでダメだったら歌手をあきらめよう"とさえ思っていたんです。

フィリップ 私も歌手になる夢をあきらめきれずに最後のチャンスだと思って応募したんです。でも4人の中ではいちばん早く脱落してしまいましたが......。でも番組終了後に担当ディレクターから誘いがあってK4に合流しました。落ちてしまった自分が加入することに最初はためらいもあったのですが、K4はグローバルチームなので、母国語が英語である自分なら貢献できるのではないかと考えて、加入を決めました。

チョ・ジュン(以下、ジュン) 私は以前、オペラとミュージカルの世界にいたのですが、 コロナ禍でできることが減ってしまいました。そんな状況下でどうすれば私の歌を多くの方々に聴いてもらえるのかと悩んでいたところ、ちょうど 『ハロートロット』の告知を見て、挑戦しようという気持ちになりました。

──トロットとは別のフィールドでやってきた人にとって、トロット特有のビブラート(こぶし)をマスターするのは相当大変だったのではないでしょうか?

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