1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 国際
  4. 国際総合

NewJeansの日本進出で再認識した「生みの親」ミン・ヒジンの目利きの力

ニューズウィーク日本版 / 2024年8月18日 17時30分

ミン・ヒジンがそのようなアーティストに作詞を依頼したのは、ものめずらしさではなく、単にNewJeansの個性にジャストフィットする作風だったからだろう。「Right Now」における「さあ ⾒つけにいくだけよ」「もう待てない」「⾔いたいなら⾔ってよ」といった真っすぐな表現は、さとうもかの得意とするところだが、NewJeansの軽やかに前へと進んでいくイメージにもよく似合う。ちなみに彼女は「Bubble Gum」の日本語バージョンも手伝っており、ミン・ヒジンの信頼度がいかに高いかがよく分かる。
「Bubble Gum」日本語版は花王のCMソングとして現在もオンエアされている。 orison / YouTube

ここ最近のミン・ヒジンは親会社との問題などでいろいろな報道があった。しかしながら、基本的にはずっと音楽の世界で勝負してきた人であり、聴く側もクリエイティブな面だけで評価するべきだと思う。NewJeansの日本デビューにともなう一連の活動はひと段落したが、次の一手がどのようなものになるのか。とにかく今はそれだけを楽しみにしたい。

【動画】NewJeansのサウンドを創るクリエーター250

NewJeansの生みの親、ミン・ヒジンが起用した250は個性的なサウンドで音楽業界内でのファンも多い。

NewJeansのサウンドプロデューサー250(イオゴン)のサウンドクリエーション
NewJeansのファーストアルバム『New Jeans』収録曲「Hurt」は250が作曲で参加、自身で編曲を担当した。こちらはそれをさらに250がリミックスしたバージョン。ちなみにこの250(イオゴン)という変わった名前は本名のイ・ホヒョンから付けたものだという。 NewJeans / YouTube

ミン・ヒジンとの作業はf(x)から
梨泰院のクラブシーンで長年DJとして活動してきた250は、2015年11月、梨泰院で開かれたf(x)のカムバック展示会である「4Walls Exhibition」で「4Walls」公式リミックス2曲を公開した。このときからミン・ヒジンとの作業が始まったという。このMVは2016年BoAの「Pit-a-Pat」を原曲として発表されたリミックス。 
SMTOWN / YouTube

250のソロ曲はポンチャク
250自身としては2022年にアルバム「ポン」を発表、2023年の韓国大衆音楽賞で、最優秀エレクトロニックアルバム、最優秀エレクトロニックトラック、今年の音楽家、今年のアルバムを受賞。またこのときはNewJeansの1stアルバムでも最優秀K-POPアルバム、最優秀K-POPトラックを受賞している。 NewJeans / YouTube

キム・チャンワンも興味津々
韓国ではミュージシャンとして人気の高いキム・チャンワンのラジオ番組に250がゲスト出演したときのようす。 SBS Radio 에라오 / YouTube

 

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください