「海外でステージを見られたらうれしい」――YOSHIKIが語る、世界に挑戦するNumber_iへのメッセージ
ニューズウィーク日本版 / 2024年8月21日 13時10分
田澤映(ジャーナリスト)、小暮聡子(本誌記者)
<今年、米コーチェラ・フェスに出演し話題を呼んだNumber_i。過去にこのフェスに出演したX JAPANのYOSHIKIに、世界への道のりとNumber_iへのメッセージを聞く>
一昨年、ニューズウィーク日本版の『世界に挑戦する日本人20』(2022年9月6日号)特集のCover Storyに登場したYOSHIKI。昨年は米カーネギーホールをはじめ国外でクラシックコンサートを開催し、今年4月16日には米ロサンゼルスのドジャー・スタジアムで米国歌のピアノ演奏を披露するなど、国外での活躍が続く。
YOSHIKIがX JAPANとして世界進出を決めたのは、1992年のこと。その後、バンドは一時解散したが、再結成を経て2014年にはニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデン、2017年にはイギリスのウェンブリー・アリーナで公演を実施。そして、2018年には世界最大級の野外音楽フェス「コーチェラ・フェスティバル」でヘッドライナーという大役を務めた。
そのコーチェラ・フェスには今年4月、日本からNumber_i、YOASOBI、Awich、新しい学校のリーダーズなどが出演し話題を呼んだ。本誌8月13日・20日合併号「世界に挑戦する日本エンタメ2024」ではそのNumber_iを総力特集。YOSHIKIに、コーチェラの意義とNumber_iの挑戦についてジャーナリスト・田澤映と本誌・小暮聡子が聞いた。
――コーチェラ・フェスというのはアーティストにとってどんな存在で、そこに出演するというのはどのような意味があるのか。
世界トップクラスのフェスティバルで、世界中のアーティストが全員出たいと思うような舞台です。すごく温かいファンもいるけれど、厳しい意見も出てくるものだから、出演者にとってはある種の物差しにもなる。
――自分が世界の中で今どれくらいの位置にいるかというのを測る意味での物差しか。
コーチェラに出られるか否かという、まずそこに壁があると思う。自分が出ているので自慢みたいになってしまって言い方は難しいですが、まずは出られるということ自体がすごいこと。コーチェラって、世界中のアーティストが全員出たいと思う場所なんです。コーチェラに出たくないアーティストは、たぶんほとんどいない。コーチェラに出るというだけで世界中からまず名前が調べられる、そういう舞台です。
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